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2009年5月

阿修羅展に感謝

本屋さんの漫画文庫コーナーで、ある作品と再会することができました。

清原なつの『光の回廊』(小学館文庫)

この作品が雑誌…『ぶーけ』に掲載されたのは1988年のこと。
購読当時、感銘を受けたのに、雑誌は処分。
コミックスも買いそびれていたので、私の中では幻となっていた作品でした。

さて『光の回廊』ですが、物語の舞台は奈良時代、主人公は聖武天皇の皇后として名高い光明皇后です。
そして、この物語の中で重要な鍵を握っているのは、ただ今、東京に出張中の阿修羅像。
この阿修羅像を誰が作ったのか?
それが大きな意味を担っています。

清原なつのが描いた歴史漫画の傑作に『飛鳥昔語り』(ハヤカワコミック文庫)という短編があります。
こちらは、中大兄皇子…後の天智天皇によって欺かれた悲劇の皇子、有間皇子を主題にしたもの。
万葉集に残る「磐代の浜松が枝を引き結び 真幸くあれば また還り見む」と歌ったことで有名な皇子の物語。

清原なつのが描く歴史漫画は、かわいらしい絵で軽妙なテンポで描かれているけど、そこには悲しみがあります。
そして、ほんの少し、彼女独自の歴史解釈やフィクションが加わっている。
『飛鳥昔語り』には、それが清原なつの風のSF色という形で加わり、ラストで大どんでん返しがありました。
が、『光の回廊』の方では、本当にそういう歴史的事実ががあったかもしれない、そう思わせるものがあります。
その部分と言うのが、阿修羅像の制作にまつわる部分なんですが、内容は内緒にしておきます。

それにしても、この本が出たの、阿修羅展のお陰でしょうね。
阿修羅展が話題になった時、萩尾望都さんの『百億の昼 千億の夜』を思い出したのは当然だけど、実はこの作品のことも思い出していたんです。
もしかしたら、文庫版で復興するかもしれないって!
その願いが叶いました。

さて、20年ぶりに読んで、我ながらビックリしたこと。
話だけでなく画面も記憶通りの作品でした。
20年前って、これほどに記憶する力があったんですね~……。
これから先の記憶力に自信が持てないので、今回手に入った文庫本は大切に保管します!

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完結させる難しさ

人生2冊目の愛読書は、小学校1年生の頃、学級文庫にあった『南総里見八犬伝』だったと思います。
1冊にまとめられていたから、犬塚信乃の物語だけが書かれていた本だったのかな?
記憶がうろ覚えなのは、物語よりも挿絵に心惹かれたからです。
若武者の絵が子供心に艶っぽくて、その絵を見ているだけで心がときめいたんです。
あの本だけは……自分のものにしたいって思ったものです。

さて『南総里見八犬伝』
後にNHKの人形劇『新八犬伝』を楽しみ、現代語訳本は何冊か読んでいます。
この物語もすごいと思いますけど、あれこれ調べるうちに、この作品が完結するまでの逸話の方がもっとすごいと思うようになりました。

曲亭馬琴がこの作品を執筆したのは1814~42年のこと。
馬琴は1767年生まれですから48歳から76歳までの仕事。
その年齢の時にあれ程の作品を書き上げたことが脅威です。

そして、それ以上にすごいと思ったのは馬琴ではなく、馬琴の息子のお嫁さんの話でした。
馬琴は執筆中に失明したそうです。
その後、作品を口述筆記で記したのは、息子のお嫁さんだったそうです。
彼女は文盲に近い人だったそうですが、漢語の多い作品を記すため、必死で漢字を覚え、記していったんだそうです。
それは英語を知らない人が英文を口述筆記していくのと同じ作業だったと思われます。
彼女の努力がなければ、106冊にも及ぶ大作は完結しなかったでしょう。

先ほど、栗本薫さんの訃報を友人のブログで知りました。

栗本薫さんは『三銃士』のアレクサンドル・デュマ(大デュマ)や、『南総里見八犬伝』がお好きだったように記憶しています。
おそらく『グイン・サーガ』は現代の『南総里見八犬伝』にするつもりで執筆されていたのではないでしょうか?

でも、時々、そのことに対して不安を感じることもありました。
馬琴は82歳までの長寿を保ったけれど、失礼ながら…大丈夫ですか…と。
つい、そんなことを考えるようになってしまったのは、手塚先生が『火の鳥』を、石ノ森先生が『サイボーグ009』を未完のまま、世を去られたからだと思います。

そして、そのことは悲しいけれど現実のものになってしまったようです。

おそらく、愛読者以上に悔しいのは栗本薫さん、ご本人でしょうね。
馬琴のように完結させてみせるという意気込みで書き続けてこられたのだと思いますから……。

物語を完結させるということは本当に難しいことだと思います。
テンションを高め続け、健康を保ち続け、長生きをすること。
それらが揃わないと、大長編を完結させるのは無理だと思います。

そして、陥りやすい罠。
20代から30代にかけては、物語の紡ぎ手は充実していて、年を経ることにハイペースで物語を紡いでいけるかもしれません。
ところが、ある一線を越えたあたりから、ペースダウンしていく時があるような気がするんです。
若い時に考えていたペース通りに進まなくなる時期ってあるんじゃないでしょうか?
そこを読み間違えることがあるような気がするんです。

攻めで進むか守りで進むか……、その分岐点というのは通ってみないとわからないものかもしれません。
でも、思うように書き進められる時期って、案外、限られているような様な気がしてしまって……。
そこで物語を収拾に向かう方向に持っていかないと、苦しくなるような気がするんです。
何作もの続きの出てない作品を待つ身としては、更なる展開よりも、収拾の方向へ向かう新作が欲しくなってる作品が多いもので……。

栗本薫さん、馬琴と比べたら、あまりにも早過ぎるスピードで駆け抜けていってしまわれましたね。
ご冥福を祈ります。

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小意気な怪盗

少し前に、友人が教えてくれた本をようやく読むことができました。
……図書館に行く度に、タイトルメモを持って行き忘れ、借りそびれてたんです。

エドワード・D・ホック『怪盗ニック登場』(ハヤカワ文庫)


主人公の名前はニック・ヴェルヴェット。
職業、盗賊。
2万ドルの報酬を払えば依頼の品を盗んでくる。
ただし、依頼品は価値のないものだけ。

ニックが盗みを依頼された品は、動物園のトラ、メリーゴーランドの木馬、監獄にかかっているカレンダー、etc……。


物語の前半は、ニックが如何にして、それを盗んでくるかという物語。
後半は、2万ドルという報酬を払うと言うことは、そこには裏があるわけで、それをニックが快刀乱麻に解くって趣向。

まずは1冊という感じで図書館で借りた文庫本ですが、360P程の中に12話詰まっていました。
つまり、1話平均20P程度?
短い話の中に、小気味よくニックの活躍が詰まっていました。

また、ニックの設定には血を流すのが嫌いってのがあったので、安心して読めました。
それに、ニックって女性に親切な感じがするのもいいな〜。
それも色恋沙汰って感じじゃないのがいい!


こういう作品、好み!
どうやら、図書館にまだ続きがあるようなので、この続きも借りて来ようっと。

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修学旅行

日曜の午後、東海地方に住む弟から突然電話が!
「何ごと!」と思って電話に出たら、東京の交通機関のスルーカードに関する質問でした。
ごめん、おねいちゃん、最近、脳内ワープロ&辞書機能が低下しているから、お役にたてなくて……。
東海地方で使えるTOICAの名称どころか、PASMOの名称も出てこなかったのよ。

TOICAでJRは乗ることができるけど、地下鉄&私鉄はTOICAでは乗れないかと?
だから、不便!
以前はパスネットっていうプリペがあったから、短期間の滞在の場合、ICOCA&TOICAの人にはパスネットを薦めていたけど、パスネット無くなっちゃったし……。
PASMOは関東でしか使えないカードだから、短期滞在に向いてないんだよね。

さて、弟がそんなことを電話してきた理由。
それは娘…つまり私にとっては姪に当たるYちゃんが修学旅行で東京に行くからみたい。
自由行動があるから、交通機関のスルーカードに関して、お父さんが伯母さんに電話したってことらしい。

ああ、そういう時期でしたね。
この時期、東京では修学旅行らしい中学生をよく見かけます。
あれね、目立つんですよ。
東京の中学生だって街中にいるんだけど、修学旅行生は一目でわかるんです。
5,6人くらいの男女の制服の集団。
おっかなビックリで自由行動しているから。(*^-^)

たぶんね、所用で一分一秒を争っている人は別として、そういう子たちを見かけた大人は遠目で見守っている思います。
何か、困っていないか? トラブルに巻き込まれていないか?
そういう時に手を差し伸べてあげようと、ちょっと離れた所から見ている人たちがたくさんいると思うんです。
少しでも楽しく過ごして欲しいし、それでいて彼らの自立心は尊重したいからね。

近日中に姪っ子が体験する東京での自由時間。
どうか、そんな子たちを見かけたら、暖かく見守ってくださいね。
そして、中学生さんたちは楽しい修学旅行の思い出をたくさん作っていってくださいね。

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○十年ぶりのチャレンジ

20代の頃、自動車免許の更新に行った時、運転免許場に献血車がいたので献血したことがあります。
ところが、二回献血して二度とも献血後に乗った電車で気分が悪くなって……。
以来、献血に懲りてました。

数年前、駅前の再開発で、献血センターが開設されました。
ここだったら、車酔いの心配はありません。
昨年11月に協力すべきだと思いたちました。
ところが直後に風邪をひき……。
以後、年末年始やら、老鳥の介護、花粉症……。
そのまま、ズルズルと行きそびれてました。


さて、新聞によると、関西地区で献血者が新型インフルエンザの影響で激減してるとのこと。
普段、協力してくれていた高校生や大学生が学校閉鎖により、献血に来られないのが原因らしい?
若者が支えてくれていたんですね。拍手!!

この報道が私の肩を押してくれました。
行って来ました。献血センターに!


土曜の午後のせいか、混んでました。
まず、二十数年ぶりに献血に来たことを告げました。
……ずいぶんと昔と変わっていたし、献血センターに入るのは初めてだったから。

献血カードも変わってたし、問診も昔はこんな質問あったかしらって内容。
本人確認のための免許証の提示もありました。

館内にはお菓子があり、飲み物は無料、雑誌も置いてある。
そういう場所になってるって聞いてたけど、実際に行くとやはりビックリです。

献血の順番待ちで20分、血液検査と400m採血してもらうのに20分弱。
その後、15分程自己判断で小休止。
一時間程、センターに滞在させてもらいました。
それくらい、居心地が良かったです。

後日、血液検査…血糖値などの数値を調べてくれたものが届くそうです。
これは献血者へのサービスだとか。


次回、私が献血ができるのは、成分献血は7月中旬、採血は9月中旬だそうです。
協力できるよう健康を保たなくちゃと思っております。

ただ、献血後、カット綿を貼られちゃいました。
その腕で買い物をする気になれず、一旦、帰宅。
次回は腕を隠せる上着持参で行こうっと!

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大好きな野鳥漫画

大好きな野鳥漫画
好きな漫画作品はたくさんありますが、この数年、読み返しが一番多いのはコレかも?
『モーニング』連載中の、とりのなん子作『とりぱん』

毎週4ページの連載。
1ページ目はコミカルな1ページ漫画、2,3ページには4コマ漫画が4本、そして、4ページ目には情感が漂う1ページ漫画。
描かれているのは、作者が見聞きし感じたことを描いたエッセイ漫画。
そして、題材にもっとも選ばれているのが野鳥。


鳥が苦手な方はよく言います。
「何を考えているかわからない目が嫌だ!」

セキセイを飼って知ったこと。
鳥って表情が豊かだし、色々考えているものだってこと。
表情とは言い難いとしても、浮かれている、落ち込んでいる、怒っている、半ベソ状態……、そういう気持ちは伝わってくるんです。

その法則は野鳥にも当てはまるようです。
とりのなん子さんの漫画は、そんな野鳥たちの姿が面白おかしく描かれているんです。


笑える漫画として読むのも一興。
野鳥の観察記として読むのも楽し。
だから、コミックスの新刊が出る度に買い揃え、買った後は何度も何度も読み返しています。
何よりも、短時間でリフレッシュしたい時、4ページ読むだけでそれが得られるのが助かってます。


最新刊の7巻が昨日の22日に発売しました。
早速、購入。

今巻は作者の引っ越しがあったため、ここ数巻続いていた家庭菜園話の量がダウン。
その代わり、野鳥話の量がアップ。
私的には喜ぶはずなんだけど、少し残念な気分。
家庭菜園の話も面白かったから……。


これから数日間、何度も読み返して楽しみに浸ると思われます。
その挙げ句に、一巻からの読み返しに突入したりして……(^^;

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ディスくん エコバック

ディスくん エコバック
おばさん根性です。貰える物は貰う習性があります。
中でも、貰いに行ってしまうのが、出版社が文庫本で行っているプレゼントサービス。


毎夏、各出版社は夏の100冊といったフェアを行っています。

角川文庫は二冊購入でもれなくビニール性のブックカバーをプレゼント。
……このブックカバー出来がいいんです。
そして、昨夏のカバーには、貞本イラストのエヴァ、ケロロ軍曹、ゲゲゲの鬼太郎、大島弓子のイラスト、スヌーピー等がありました。

集英社は一冊買うごとに携帯ストラップをその場でプレゼント。
……これはあまり嬉しくなかった。(苦笑)


これ以外の通常期でもプレゼントサービスは行われています。
新潮文庫、中公文庫、角川文庫など……。

中でも角川のサービスが一番いいですね。

まず、他社は郵便を使って応募するんだけど、角川はネット応募が可能。
それもPC並びに携帯で応募できます。

そして、夏の文庫フェアで買った本、そのポイントが通常期のサービスにも流用されているんです。
だから、一冊で二回のサービスが受けられる。

あと、自分の買った文庫の感想を書くと更にポイントが貰える。
だから、ポイントがためやすい。


…ってことで、写真は角川文庫に応募してあったエコバック。
半月前に応募してたのが今日届きました♪

帆布性で丈夫そう。
茶色の部分は文庫本が一冊横に入れられる大きさ…写真は縦入れしたけど……。
小さいけれど、マチが広いので結構入りそうです。


読むだけでなく物までいただける文庫本、いかがですか?(笑)

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滝平二郎

朝刊で切り絵画家の滝平二郎さんの訃報を知りました。

実は名前だけではどなたのことかわかりませんでした。
ただ、訃報記事と共に滝平二郎さんの切り絵が載っていたため、どなたのことかわかりました。
子供の頃に親しんだ絵本の挿絵を描かれていた方だったからです。

私の人生最初の愛読書は、幼稚園時代に愛読した安野光雅さんの『ふしぎなサーカス』
そして、小学校時代に繰り返し読んでいたのは『八郎』でした。

滝平二郎さんは『ベロ出しチョンマ』『八郎』『花さき山』『モチモチの木』の挿絵を切り絵という形で表現されていた画家です。
『絵本ナビ 作家紹介 滝平二郎』
https://www.ehonnavi.net/author.asp?n=177
『訃報:切り絵作家・版画家の滝平二郎さん、88歳』
http://mainichi.jp/select/person/news/20090519k0000e040019000c.html

子供の頃だったから、誰が書いた話か、誰が絵を描いたか、気にもせずに読んでました。
そのため、物語を書いてくださった故・斎藤隆介さんの名前も、絵を描いてくださった滝平二郎さんの名前も覚えずにおりました。

あの頃、子供心に斎藤さんの文章に心惹かれ、何度も読み返したのかもしれません。
でも、滝平さんの切り絵の迫力に惹かれ、本を手に取ったような気がします。

これらの絵本は学校で読んでいた本。
だから、手元に残っていません。

私の読書ライフの原点にいてくださったこと。
本を読む楽しさを教えてくださった画業に心から感謝します。
ありがとうございました。

次回、図書館に行った時には児童書コーナーに立ち寄って、久しぶりに読み返してこようと思っています。

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マスクかハンカチか!?

ここ一日ほど、些細なことを考えています。
買い物の際にマスクして行くべきかな〜と……。

理由はちょっと変…かな?

実は、ここ数年、冷気が鼻に入ると、クションクションとくしゃみが連続することがあるからです。
スーパーの魚肉売り場、冷食売り場を通ると、クションクション。
まるで、鼻の穴を擽られた様な感じでくしゃみが出ます。

以前から、マナーとしていかがなものかと自問自答してましたが、この時期、不快感を感じる方も多いだろうと……。
同時に、大袈裟に見えるかな〜と躊躇する気持ちもあるんです。

冷気が鼻に入らなければくしゃみは出ないし、冷気が鼻に入っても100%くしゃみが出る訳でもない。
だったら、そのコーナー付近にいる時だけ、ハンカチで鼻を押さえる手もあるかと……。


それにしても、車内でのマナー…これは気になってます。
今回のことが起こる以前、冬場、若いサラリーマンたちが満員電車でマスクもせずに、くしゃみやセキをしているのをよく見かけました。
せめて、口元をハンカチで覆うくらいしませんか?
どんなに見てくれが良くても、そういう姿を見ると幻滅します。
……まぁ、先方もこんなおばさん目に入ってないだろうけど……。(苦笑)


さて、今夜は前日買って来た材料で賄えました。
明日はセキセイたちの好物の小松菜とカッテージチーズを買いに行かなくちゃ。

マスクにすべきか、ハンカチで済ませるか…小さな自問自答中デス。

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友人の日記が縁で……

友人の日記に美味しそうな本の紹介が載っていました。
けど『ペニーフット・ホテル』というタイトルしか載ってない。
彼女に質問すれば、詳しく教えてもらえると思ったけど、自分で検索をかけてみることにしました。

ケイト・キングズバリー著『ペニーフット・ホテル受難の日』(創元推理文庫)
今月発売されたばかりの新刊でした。

でも、自力で調べて正解でした。
この『ペニーフット・ホテル』と一緒に紹介されていた新刊に心を惹かれてしまったからです。
加納朋子著『スペース』(創元推理文庫)
本の紹介には、『ななつのこ』『魔法飛行』に続く“駒子シリーズ”の第3弾と記されていました。
……第3弾出ていたんですね。

“駒子シリーズ”
主人公は神奈川県の短大に通う女の子・駒子。
ある本と出会った彼女は著者宛にファンレターを書くことを思い立つ。
ただ、そのファンレターには、自分の身近で起こった不思議な事件『スイカジュース事件』のことも書き添えて投函。
すると、後日届いた返事には駒子が書いた事件の解決編も綴られていた……。

ジャンルとしてはミステリーに入る作品だけど、“謎”になっているのは身近で起こった些細で不思議な話。
それを手紙のやり取りという形で解いていくシリーズです。
北村薫の『空飛ぶ馬』…“円紫さんとわたし”シリーズが好きな人にとってはたまらないタイプの物語。

創元推理文庫の場合、単行本が出てから数年後に文庫で出ることが多い。
ってことは、『スペース』の単行本が図書館にあるかも!?
図書館に『ペニーフット・ホテル受難の日』のリクエスト(図書館で買って~!依頼)を提出に行ったついでに、『スペース』を借りて参りました。

駒子シリーズの既刊2冊は短編集だったけど、今作は単行本に2作だけ。
『スペース』と『バック・スペース』という中編が2本。
かわいらしい…と言ってもベタベタするような不快感はない…女の子口調で綴られた文章が心地良く、あっという間に読んでしまいました。

“謎”がテーマの本だけに、詳しく語れないけど、このふたつの物語はひとつの出来事を表と裏から眺めているような作品になっていました。
そして、裏にあたる方は、若干番外編的な感じ?
でも、その番外編の方が今回心に残りました。
自分を愛せない女の子が変わっていくお話だったから。

今の自分はそういう部分が減ったけど、十代の頃は自分を含めた周囲の人間に対する人間不信の部分ってありました。
それだけに“裏”の語り手の心情が、わかるような気がしました。
だからね、彼女が変わっていけたことが自分のことのように嬉しく感じてしまいました。

この本とはいずれ出会えたと思います。
でも、友人の日記から連鎖するように出会えたのがちょっと面白くて日記にしてみました。

それにしても、リクエストした本、こちらはいつ読めるかな?
彼女が紹介してくれた本って、当たりが多いからね。
うーん、読むのが楽しみ♪

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『ダ・ヴィンチ・コード』

……をテレビで見ました。

映画版を見るのは初めて。
原作は映画公開前に読んでました。
…公開当時忙しくて映画は行きそびれた……。


さて、『ダ・ヴィンチ・コード』…笑っちゃうくらい、筋を忘れてました。
いや〜、ダ・ヴィンチの仕掛けた暗号とか、聖杯やニュートン……。
最後の謎が明かされる場所……。
謎的な部分は全て覚えていたんだけど、登場人物達が巻き込まれていた事件。
こちらの真犯人などは見事な程忘れていました。
一体、何を読んでいたのやら?(笑)


私が読んだのは、単行本バージョンの上下巻本。
これって、ダ・ヴィンチの仕掛けた謎が解説される辺りで下巻に続いていたはずです。
物語の中で一番盛り上がる辺り。
実に絶妙な場所で「下巻に続く」です。

あの当時、何人かの友達が図書館で『ダ・ヴィンチ・コード』を借りて読んでました。
話題作だから、当然、借りるのは大変。
上巻だけ来たから読み始めたものの肝心な部分が手元にない。

そんな友人達が続きを読んだ方法。
それは母親のイライラを見かねた高校生の娘達が高校の図書室で下巻を借りてきたって解決法。

今時の高校の図書室って話題作がたくさん入ってるそうです。
それでいて、生徒たちはその有り難みに気付いていない。
だから借り放題。

本好きの母親の救済に役立つ図書室の存在。
『ダ・ヴィンチ・コード』はそんなことも教えてくれた作品でした。

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『そばかすの少年』

前回の日記『夢みる惑星』から、プチフラワー繋がりしてるかな?

この雑誌で私は初めて『そばかすの少年』という物語の存在を知りました。
それは竹宮惠子さんが『そばかすの少年』をコミカライズしてくださったお陰でした。


『そばかすの少年』
原作はジーン・ポーターというアメリカの女性が20世紀初頭に書いた小説です。

リンバロストという高級家具に使われる木材がたくさん生えている沼地にひとりの少年がやってきます。
彼には片手が切断されていて無く、顔はそばかすだらけ、そして孤児でした。
名前すらも“そばかす”と呼ばれている少年。
彼は木材の番人に雇って欲しいと支配人に言います。
非力そうな彼を支配人は断りますが、彼と会話することで精神の美しさと勇気に惹かれ、雇うことにします……。

この後、そばかすのリンバストロでの番人生活が描かれていきます。
優しい人たちとの出会いもありますが、彼の心を支えてくれたのは野鳥たちの存在。
そして、この野鳥たちがきっかけとなり、彼はエンゼルという貴婦人的な少女と出会えるのです。


長いお話ではないのですが、事件が起こっては無事に解決する、それが数回続きます。
そして、最後には“そばかす”の命がかかった大事故も起こります。
でも、最終的には素晴らしいハッピーエンドが待ってました。


この作品の魅力は、自然の描写の美しさ。
そして、女性作家の作品らしい衣装に関する素敵な描写。
そうそう、ポーターの作品は食べ物も美味しそうです。
女性にとっては、たまらない魅力がこの物語にはつまっていました。

竹宮惠子版の作品も綺麗な作品でした。
雑誌で読んだまま、何年間も単行本を持っていなかったのですが、鮮明に絵が記憶に残っていたくらい素敵な絵でしたから……。


さて、原作ですが、平成3年の頃に角川文庫で復刊本が発売されました。

故氷室冴子さんが、その少し前に『マイ・ディア*親愛なる物語*』というエッセイ本を角川文庫で発表してたんです。
その本には、氷室冴子さんが愛した児童向け家庭向けの海外の物語について綴られていました。
そして、ポーターの作品もこの本に紹介されていたんです。
メインで紹介されていたのは『そばかすの少年』の続編とも言える『リンバロストの乙女』の方だったけど……。
このエッセイ本をきっかけに、角川文庫では『そばかすの少年』と『リンバロストの乙女』(上下)が復刊されたんです。
翻訳は、新潮文庫版のアンシリーズの翻訳で有名な村岡花子さん。
3冊とも素敵な本でした。

でも、どうやら、今、角川文庫版は再び手に入りづらくなっているようです。


それがね、今月、光文社文庫で新訳版という形で『そばかすの少年』が復活してたんです。

実のところ、今、買うべきかどうか、悩んでます。
村岡花子さんの訳に馴染んでいることもあるし、内容が同じ本を買って良いものか……?
何度となく、本屋さんで立ち読みしては悩んでいます。
……本当はね、野鳥の名前の翻訳が気になっているせいだし……。

そうそう、新訳版では、エンゼルがエンジェルって表記になっていました。
それから、鳥のおばさんがバードレディになってました。
こんな感じで、微妙に訳が変わっているところがあるんでしょうね。


『そばかすの少年』を未読の方、良かったら、この機会に読んでみませんか?
きっと素敵な時間が持てますよ。

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『夢みる惑星』

昨晩、片づけものをしていたら、佐藤史生の『夢みる惑星』(小学館文庫)が出てきました。
ベラペラとめくっているうちに、引きずり込まれるように読み耽ってしまいました。

佐藤史生の代表作と言ったら、やはり『ワンゼロ』と『夢みる惑星』が挙げられると思います。
だから、多くの方がご存じかと思いますが…、概略を……。

時代も場所もわからない…ファンタジー的な世界で物語は始まります。
王と彼の異母妹との間に生まれた息子イリス。
彼はその世界の宗教的指導者、大神官に就任する。
その裏には、人口が密集している地区で天変地異が起こる予兆があり、カリスマ性のある大神官に寄って人々を避難させようという目的があった……。
だが、そこに統治者(王)と宗教(神殿)の対立、他国からの牽制といった政治的な問題も絡んでくる。
その中、イリスは権謀術数を駆使し、人々を救う手だてを尽す……。


この作品、昭和55年の『プチフラワー』から掲載が始まっているんですよね。
もう30年近く前のことです。
でも、今読み返しても、話も絵柄も古びていない。

あの頃って、SFがブームでした。
『スターウォーズ』はEp4が人気を博し、Ep5が公開されるちょっと前の頃。
アニメの世界ではファーストガンダムの放映が終わった頃。
少女漫画の世界では、竹宮惠子の『地球へ…』が完結した頃じゃなかったかしら?
そういう時代ではありましたが、少女漫画誌に発表されたこの作品、SF作品の中の金字塔だと思います。


佐藤史生の作品、全ての作品を読んでるとは断言できませんが、比較的読んでいる方だと思うんです。
彼女の作品に私が心惹かれる理由は、初読の時に騙される心地良さが気に入っているからですね。
そう、彼女の作品ってよく、物語の後半で思わぬ舞台設定が明かされることがあるんです。

人間だと思っていた人物が実はロボットだった。
普通の男女が出ていると思っていたら、実は男性が生まれなくなった世界の話だった。
単なるファンタジー世界の話かと思いきや、そこはコンピュータが作ったバーチャルな世界だった。

毎回、裏をかかれるような感じで、気持ちよく騙されちゃうんです。

この『夢みる惑星』でもそうでした。
物語後半、この物語が佐藤史生が以前発表していた短編SF作品のその後の物語だと知った時の衝撃。
そして、最大の衝撃は、物語のラスト3ページでこの話の舞台がパンゲア大陸だったことを知った時のこと。
この作品、雑誌連載を毎号楽しみに追いかけて読んでいたけど、初めて読んだ時に受けた衝撃は一生忘れないと思います。


懐古主義的なことを言っちゃうと、今、こんな感じで楽しめる新作って発表されているのかしら?
『プチフラワー』って最初の頃は季刊雑誌だったような記憶があるんです。
三ヶ月に一度、続きを読むのを楽しみに待つ気持ち。
こういう気持ちは忘れてしまっていた気がします。
でも、それは自分の感性が衰えたせいなのかもしれません。
単に見つけられなくなったせいなんでしょうね……。
とは言え、自分が一番感性が豊かだった時に、リアルタイム、雑誌でこの作品を楽しむことができたのって、幸福なことだと思うのです。

ただ、宝物にしていたプチフラワーコミックス版、夫が知人に貸したまま、戻って来ていません。
これだけは悔しい〜!

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間が悪い!?

作文は昨夜のうちに完成。
その他の添付する書類も書き上げ、今朝がた、ポストに投函。


気持ち良く朝日を浴びていたところに、夫が仕事場の泊まり込みから一時帰宅しました。
「一時間半程、仮眠を取ったら、また出社する」とのこと。

30分程経った9時過ぎ、いきなり轟音が響き始めました。
ドリルで何かを粉砕している音。
轟音のみならず部屋も振動…震動って書きたいくらい揺れている。
何だか、歯医者さんで虫歯の治療を受けている気分。

犯人は隣のビル建設工事。
うちの部屋に隣接しているブロック塀を粉砕している音でした。


徹夜明けで寝入りばなを叩き起こされた夫は、涙目で起きてきました。
ここ最近、工事の騒音は稀で、平穏な日々だったのに、よりにもよって、このタイミングで騒音工事になるとは!?

窓際にあるセキセイインコたちのカゴも振動しておりました。
だけど、インコたちは諦めた様に静か。

ふと、気づくと、夫が家にいない。
工事現場にクレームを言いに行った様でした。

現場の方からは「すぐに終わらせますから」と言われたそうですが、眠れる訳でもなく……。
結局、仮眠を取りに戻った意味がない状態で出社して行きました。


夕方、工事現場を覗くと、全ての壁が無くなってました。
一日で終わる工事だったのね。
けど、間が悪かったな〜。

おまけに夫、その後、会社に向かう電車が遅延して足止めをくらったらしい。
間が悪かったのは夫の運勢の方だったのかしら?

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ブログ絶ち

ここ二日ばかりブログを休み、作文に打ち込んでました。

新しいことにチャレンジするための準備に必要な作文。
なのに、それが書けなくてね……。(--;)

たった800字の作文で、持論を書けば良いだけの作文。
以前から、ブログに書いている内容をまとめるだけの作業。
なのに、「作文を書いてください」と言われると、何故、フリーズする?(^_^;)

これが書けるまでは、ブログに「逃げちゃダメだ!」と思い、ブログ絶ちしてました。
ようやく、第一稿が書けたので、更新に……。

あ〜あ、漫画家の友人達に、よく「さっさと描けば〜」と発破かけてたんですけどね。
自分がその立場に立つと、この体たらく……。

人は何故、やらなければいけないという立場に立ってしまうとできなくなるんでしょうね。
情けないですね……。

とりあえず、もう少しだけ、作文と格闘してみます。
更新に遅れがあった時は「相変わらずだよ!」と呆れていてください。

……それにしてもブログの文章はすぐ書けるって言うのも困ったものです。
あっと言う間に、800字以上、うまりました。

……作文…。
あちらも、今度は文字の刈込をして短くまとめなくちゃ。

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土方歳三、徒然話

GWに東京都府中市で行われていた「くらやみ祭」の見物記を友人がブログにUPしてました。

「くらやみ祭」というキーワードで私が思い出すのは司馬遼太郎の小説『燃えよ剣』(新潮文庫)
『燃えよ剣』は新選組の副長、土方歳三の生涯を描いた名作。
この作品の冒頭に「くらやみ祭」で、歳三が女をナンパするエピソードがあるんです。

さて、今日、五月十一日は土方歳三の命日。

土方の生まれた土地は現在の東京都日野市。
私が東京に出て来て初めて住んだのも、この日野市でした。
当時の日野は都内とは思えないほど、田園風景が残っていました。
そして、歳三が生まれ育った家も、そのまま残っていました。
生家に立ち寄ることはなかったけど、何度となく外から家を覗いていました。(←ヲイ)

その生家から200メートル程行った場所に石田寺(せきでんじ)があります。
そこには土方家代々の墓と共に歳三の墓も建立されています。

石田寺の眼の前には、都立日野高校がありました。
この日野高校の出身者として有名なのが、三浦友和さんと先日亡くなられた忌野清志郎さん。
彼らも校舎から土方歳三の墓を見下ろしたことがあったのかな?


「くらやみ祭」から、つらつらと思い浮かぶまま連鎖的に書き綴った雑文。
オチなし意味なしでスミマセン。

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E・ネズビッド『若草の祈り』

呑気に構えているつもりでも、微妙にピリピリしているようで……。
こういう時は児童向けに書かれた本を読むのが私にとっては一番の癒しになるようです。

昨日読み返していた本はイギリスの作家、E・ネズビッドの『若草の祈り』
この作品の原題は『鉄道っ子』
原題の方がぴったり合う作品です。


舞台は20世紀の初頭のイギリス。
姉と弟と妹の三人の子供たちは裕福で優しい両親と幸せに暮らしていました。
しかし、ある日、父が帰って来なくなり、母と共に田舎で貧しい生活を送ることになってしまうのです。
孤独な姉弟たちが友達にしたのは近くを走っている鉄道。
子供たちは色々な思いを鉄道に託します。


鉄道にまつわる様々な事件が起こり、幸福ももたらしてもらう子供たち。
その中には、いなくなってしまった父に何が起こったのか、そして、父と再会する術も含まれています。

途中、読み辛い部分もあるけど、最後は完璧なハッピーエンド。
鉄道が子供たちに幸せを運んできてくれます。

イギリスは鉄道を愛する人が多いって聞いたことがあります。
この話を読むと素直にそれが納得できます。

でも、この作品、今、手に入るんだろうか?
私が持っている角川文庫版は平成四年に出た本。
こういう夢のある物語は、定番作品として残して欲しいんですけどね……。


ちなみに、E・ネズビッド。
テレビアニメ『おねがい!サミアドン』の原作、『砂の妖精』を書いた人としても有名です。

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月光密売人

ネットで出会ったビブリオマニア(書痴)の友人がいます。
その友人は素敵な本をブログで、よく紹介してくれます。
その友人から最近教えてもらった一冊について記します。


『じつは、わたくしこういうものです』
著者クラフト・エヴィング商會(平凡社)


この本はインタビュー形式をとった作りになってます。
インタビュー内容は、その人の職業について。
では、インタビューされた方の職業は!?

月光密売人
秒針音楽師
果実勘定士
三色巻紙配達人
時間管理人
チョッキ食堂
沈黙先生
選択士
地暦測量士
白シャツ工房
バリトン・カフェ
冷水塔守
ひらめきランプ交換人
二代目・アイロン・マスター
コルク・レスキュー隊
警鐘人
哲学的白紙商
シチュー当番
以上、18の職業。

もちろん、そんな職業はありません。

この本は、著者たち(二人の共同執筆者)が、身近な人物を見ているうちに、この人にはこんな仕事が似合いそう…そんな感じで綴った作品なんです。
フィクションの職業紹介本。

でも、読んでいると、こんな仕事を生業に出来たらいいな〜とか、依頼人になってみたいな〜と思えてきちゃうんです。

ひとつのお仕事につき、8ページの紹介。
その仕事に就かれている(設定の)方の写真も含めてのページ数だから、文章量は少なく、絵本感覚で楽しめる本。

ちょっとだけ疲れている時で、心地良く騙されてみたい時に、最適の一冊でした。


さて、この中でどんな職業に私は就きたいかしら?
シチュー当番かな〜。
あと、地暦測量士もいいかな〜。
月光密売人もそそられる。

残念ながら、職業に就くことも、客として楽しむことも出来ないのは、バリトン・カフェ。
声がバリトンじゃないとなれない仕事で、入れないお店だから……。


貴方は、どんな職業に就きたいですか?

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低レベルの失敗談

GW後半の出だしは画面を見ることから来る頭痛に悩まされ、携帯&PCだけでなく、アニメも少し見るのを休んでました。
アニメって情報量が多いから、目の負担が大きいんです。
そしたら、見事に録画ミスが……。

まず、『ケロロ軍曹』
これは私の責任ではなく、マンションの管理関係のせいだったけど……。
2日の朝にマンションのアンテナ整備が入ったせいで、画面に砂の嵐が……。

そして、同日深夜の『真マジンガーZ』は完全な録画ミス。
世界卓球で時間ズレしていたことに気が付かなかった〜。
夫が楽しみにしている作品だけに申し訳なくって……。

まぁ、この程度のことなんだから、たいした問題でもないんだけど……。
ちょっぴり悔しいGWの失敗談デシタ。

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旧友と過ごす時間

一昨日…もう一昨日なんだ…は、コミティアで楽しんできました。
と言っても、私が会場に到着したのは13時半近く。
新潟のMさん、神奈川のMさん、そして、K先輩に、ご挨拶がてらお菓子を渡しに行き、相手からお菓子と新刊をいただいて帰ってきた。
一体、何をしに行ってたんだか?(^^;)

帰りは、新潟のMさんと少し早めに会場を出て、近くでお茶をしながらしゃべってきました。
一月半前、彼女からお預かりしていた漫画のプロットの感想などを伝え、途中まで一緒の電車に乗って帰途に……。

そして、私と入れ違う様に、今度は夫が出かけていきました。

夫が出かけたのは、旧友たちと会うため。
私の小学校時代の恩師の息子であり、私の高校時代の部活の後輩M君が上京するということで会いに行ったんです。
……そう、元々は私の知り合いなんだけどね。でも、今となっては、夫の親友。
たぶん、M君にとっての私は、先輩以前に、友人の奥さんって位置にいるんじゃないかしら?

出かける前に釘を刺しました。
「終電まで帰っておいで」
ところが案の定、12時過ぎに「終電を乗り逃した」とのメールが……。
「会社に泊まってくる」と書いてあったので、放って私は寝ました。

翌朝、あれこれと夫から言い訳を聞きました。
「だって、Tが引き留めるから……」
でしょうね、そうなると思ってたもの。

その挙げ句に深夜に、Tさんのマンションに立ち寄っていたらしい。
……うわ~、Tさんの奥さん、スミマセン……。
ただ、Tさんのマンションを出た際にTさんがマンションの外まで見送り出てくれたと聞き、胸に何かが沸いてきました。

一昨日集まった人たちは、20代の頃は月に一度くらい集まっては遊び呑み、一年に一度くらい旅行に出かけていた仲間たち。
それが40代になったら、ほとんど集まる機会がなくなっちゃって。

みんな忙しいし、集まることよりも、身体を休める方を選ぶようになっちゃった。
でも、いつでも会えるって、心の中では思っている。
だから、逆に集まらない。

それが久しぶりにやって来た人がいたから、酒の肴にして集まった。
次の機会が楽しみだけど、いつになるんだろう。
この分だと、50代になってるんだろうな~?
その時も元気で集まれるといいね。

この連休、夫婦共々、家であれこれして作業しているうちに終わりました。
たったひとつの連休らしいイベントは一昨日の旧交を温める時間。
ふたりとも、友達から素敵な時間をいただけた休みになったようです。

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ザンザシの花

お出掛けする時に必ずバックに文庫本を入れる癖があります。
昨日は電車に乗っている時間が長くなるから、モンゴメリの『アンの娘リラ』(新潮文庫・村岡花子訳)を突っ込んで出かけました。

『アンの娘リラ』
赤毛のアンシリーズの最終巻。
主人公はアンではなく、彼女の末娘マリラ…通称リラ。
舞台が第一次大戦中のためアンの息子たちが従軍。
そのため、他の作品と違い、暗さも漂っています。

さて、アンはサンザシの花が好きだったようです。
4月から5月の頃、男性…息子たちを含む…から、初咲きのサンザシの花をプレゼントされて喜ぶアンの姿がアンシリーズには度々出てきます。
この本にもアンがプレゼントされるシーンがありました。

はて、サンザシ?

車中で気になりだし、ウィキのモバイル版にアクセス、ポチッと検索。
出てきました。可愛らしい白い小花が……。

以下のアドレスで、私が見た写真が見られると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%B7#column-one
可愛らしい白い花が待ってます。

今までに何度もアンシリーズを読み返してきましたが、サンザシの花に関してスルーしていました。
それが急に気になりだしてしまい、それを電車に乗っている最中に調べてしまう。

なんて、便利な世の中になったんでしょう!

それにしても、アンって白い小花が好きだったのかな~?
彼女がグリーンゲーブルで愛していた花は、林檎の樹(スノークィーン)に咲く白い花でしたし、サンザシも林檎の花に近い白い小花ですから……。

出来れば、私もウィキの写真ではなく、実物を見て、花の香りをかいでみたいって思います。

そう、簡単に携帯で調べることができる様になっても、それは花の写真が見られるだけ。
花の香りを楽しむことはできないのです。
だから、プレゼントされた時のアンの感動も想像することしかできない。

いつか、実物を楽しんでみたいものです。
できれば、アンの様にプレゼントされてみたいものです。

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らしい一日

ふと思ったこと。
寝正月という言葉はあるけど、寝ゴールデンウィークって言葉はないものですね。
やはり、この時期、誰しもどこかへ出かけたいと思うからなんでしょうか?

でも、今年の大型連休は、私にとっては寝ゴールデンウィークになってたかな?

特に、2日の土曜からの後半。
目の疲労からくる頭痛がひどく、特に携帯やパソコンを見ていると激しくなる頭痛だったので、日記の更新やメールの返信は休みにしてました。

ついでに、開き直ったように、買い物もサボり。
冷蔵庫にあったものを調理することで済ませました。
後はせっせと冬服と夏服の入れ替え作業に勤しんでおりました。
……ただし、図書館には予約していた本を取りに行ったけど……(^^;)

さて今日は、このゴールデンウィーク唯一の“らしい一日”になる予定です。
有明で開催されているコミティアに行ってきます。
ちょっと天気が悪いのが残念。

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読み返したいのに(T_T)

今夜、『木枯らし紋次郎』のリメイクドラマがありますね。

『木枯らし紋次郎』の著者と言えば笹沢左保。
ここ何ヶ月か、彼の書いたとある一作を読み返したいのに蔵書の中から見つからず、イライラとしております。

その本は『軍師竹中半兵衛』(角川文庫)

タイトルから知れる様に主人公は、秀吉の軍師として働いた竹中半兵衛。
この作品では36年間の彼の生涯が綴られています。

笹沢左保の作品というと『木枯らし紋次郎』シリーズに流れるニヒリズム。
男女の情愛を書いた現代小説。
必ずしも好きな小説家ではないのですが、この作品だけは違いました。

彼の描いた竹中半兵衛は少し冷めた人物ではあるんです。
冷めている部分は欲望って言うのかな?
出世とか、好みの女性に対する態度。
普通人が当たり前に持っている部分が淡泊で冷めている。
彼が一途に追っているのは知略。
秀吉の頼みに応じて、知略を張り巡らし、被害の一番少ない形で成功を収めていく。
その時の彼は冷静沈着で大胆不敵。

読後に一抹の寂しさは残ります。
けれども、何故か爽やかさを感じてしまう話だったんです。
一陣の秋風が吹いた様な感じ。

大学時代、サークルの仲間が「歴史上で一番好きな人は竹中半兵衛」と言っていたことがありました。
その時はまだこの本を読んでいなかったので、「?」でした。
でも、この本を読んで、彼女が言っていた意味がわかりました。
この小説のイメージなら、私もそう思う。

だから、読み返したいのに~。

いっそ、図書館で借りようかと思ったら、うちの図書館には活字を大きくした3巻本しか入ってないみたい。
それを借りるのはさすがに面倒で……。
だって、文庫本1冊の作品なんだもの。

思い当たる場所は全て探してるけど……。
いっそ、買い直した方が早いかしら?

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ちび太

ちび太
2001年5月1日。
世間が木村拓哉&工藤静香夫妻の第一子誕生で沸き返る中、私はベソベソと泣き続けていました。
その日の早朝、5日ほど前に入院させたセキセイのちび太が息を引き取ったという連絡があったからです。


ちび太は95年2月にメスのミドリと一緒に飼い始めたオスインコ。
淡い水色の羽にパステルカラーが入った綺麗なインコでした。
ミドリがおおらかに甘えるのに対して、おっとりと遠慮がちに甘える子。
どうしてもミドリの方が優先順位が上になりましたが、かわいい子でした。

ところが、初めて飼ったインコ。
病気になっていたことに気がつきませんでした。
餌を食べてないことに気がつき即入院。
それが裏目に……。

愛する妻と3羽の子供と離されたちび太は意気消沈。
一日に二度、私が見舞いに行ったけど、とうとう、家に戻ってきてくれませんでした。

かかった病気は早めに気がつけば簡単に治せる病気だったのに。
家に保温器具があれば、獣医さんの反対を押しきってでも、自宅で看病できたのに……。


小さな家族が去るのはつらいです。
それ以上につらいのは、何もしてやれなかったという後悔。

今年、ちび太の息子、花梨を看送りましたが、あの子には出来る限りのことができました。
だから、かわいい思い出だけが残りました。
けど、ちび太のことは、長年悔いとして残っていました。
でも、今は……。

ちび太。
最後に残った君の娘小梅を守ってくださいね。
お願いします。


なお、写真は小梅です。
ちび太の写真はデジカメで撮っていなかったもので……。

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