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神様にもらっている時間

2週間くらい前から書きかけては消していた日記です。

うちのオチビたち、セキセイインコの一羽、花梨が急激に弱ってきました。
どうやら、右羽の肩の部分には腫瘍もできているようです。
日中は、カゴの隅で、辛そうに、うつらうつらしている時間が増えました。

2週間前、見に行こうと思っていたイラスト展がありました。
往復時間と見る時間、2時間あれば済むと思ったんですが、その頃から家を2時間も空ける気になれない状態になってしまいました。
もっとも、私がそばにいたって何もできないんです。
ただ、自己満足のため、そばに居たいだけなんです。

その花梨ですが、14日の日曜日、丸一日、エサを食べてくれませんでした。
インコは24時間、エサが取れなかったら、死んでしまいます。
その日、旦那は修羅場で留守中。
一人でそんな花梨を見守っているうちに、何だか砂時計を抱えているような気分になってしまいました。
掌から、サラサラと命がこぼれていくような感じ。
忙しい旦那に状況を伝える気になれず、ただ、花梨に声をかけるだけで一日を過ごしました。
けど、夜遅く、夫が仕事から帰ってくると、花梨は大喜びして猛然とエサを食べ始めました。
……どうやら、旦那の留守にムクれた花梨のハンストだったのかな~。
今はそう考えることにしています。

あれから十日。
今も花梨は何とか暮らしてくれています。
毎晩、18時半から20時半まで、インコたちはカゴの外で遊ばせています。
花梨は飛べなくなりましたが、掌に乗せ、お気に入りの場所に置いてあげるんです。
その場所にエサ箱と好物の小松菜も置いて、食事が取れるようにしています。
調子の良い時は、そこで2時間、エサを食べたりしながら、のんびり過ごしてくれます。
昨日のように調子が出ない時は、30分弱で飛び落ちてきます。
…本当は飛びたかったんでしょうけどね……飛べずに墜落してくるんです。
ただ、それは、自分のカゴに戻りたいという花梨の意思表示。
すぐに、保温機とビニールで周囲を覆い30度の暖かさに保ったカゴで休ませています。

先に逝ってしまった子たちとの別れ……。
チビ太は病院で逝き、クーでも病院で逝き、別れを告げる暇がありませんでした。
ミドリは7時間ぐらい苦しんで夫の掌の上で逝きました。
李は突然死で、一瞬、私の掌の上であえいだかと思ったら、逝ってしまいました。

ただ、クーは最期こそ病院でしたが、二ヶ月程、家で看病する時間をもてました。
そのお陰で、逝ってしまった瞬間は辛かったけど、後悔は残りませんでした。
花梨はクーと同様、自宅で妹の小梅や那由多と過ごさせてあげたいって思っています。

でも、その時間はそれほど残っていないでしょう。
今は、神様がくれたロスタイムを過ごしているんだと思います。
これはクーの看病の時に感じた気持ちと一緒です。
神様に、今日も一緒に過ごさせてくれたことを感謝する日々を過ごしています。

ただね、花梨は病気扱いするよりも、「お兄ちゃんだから強いね!」そうやって声をかけてあげるだけで嬉しそうに首を振るんです。
そして、旦那の姿を見ると、大喜びでカゴの中を走って近づいてきます。
深夜、寝かせたはずなのに、心細そうにチィチィと鳴き出すこともあります。
でも、声かけてあげると落ち着いてくれます。
そんな花梨の存在に、私も元気をもらっているんだから、頑張らなくてはいけません!

書いた私以上に、読んでいる人にとって辛い日記になっちゃいましたね?
ゴメンなさい。
ただ、これ以上、花梨が弱ってきてしまったら、もう書けないと思ったので、このタイミングで日記を吐き出しちゃいました。

だからね、今の私は元気です!
周囲の人たちから、手紙が届くだけでも元気をいただいておりますから。
そして、花梨は今も精一杯楽しく暮らしています!

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