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2008年7月

失敗 (^^;)

図書館にて、加門七海×豊嶋泰國『京都異界紀行 千年の魔都の水脈』(原書房)を読んでおりました。

あ、この本は宗教思想や民俗学を研究されている豊嶋氏と、加門さんによる対談をメインに、水の持つ力から見た呪術都市“京”を読み解いたものです。
そして、その対談は、琵琶湖の水が持つ力から始まっていました。
ただし、この本の言う水の力とは、聖なる力を持つ水であったり、魔の棲む水という意味。
水の持つ呪術的な力を指しています。

本を読み始めて間もなく、信長、秀吉たちが琵琶湖の水が持つ力を欲しつつも完全な支配はできずに滅んでいったと書かれておりました。
対して、家康は琵琶湖には直接関わりを持とうとしなかったが、琵琶湖を無視していた訳ではない。何しろ、関ヶ原の合戦後、最初に築城したのが膳所(ぜぜ)城だったと、文が続いていたんです。

えーっと、膳所って、どこだっけ?
よく知っている場所のはずなのに、瞬間的に頭に浮かんでこない。
この本には、地図もついているのに、膳所の位置が載っていない。

でも、ここは図書館。
それに、私がいる位置のすぐ側には旅行ガイドのコーナーもある。
そこから、本を取り出してこよう!

はい、見たら、すぐに思い出しましたよ。
何で、よく知っていたのかも、地図で確認した瞬間にわかったし。
ただね……、本を読んでいたのは、お昼直前だったんです。

しまった! 
旅行ガイドだったから、美味しそうな料理の写真が誘惑してきたんです。
近江牛のステーキが私を誘惑する。
あ、このパスタ屋さん、美味しそう……。

ガイドブックを棚に戻し、『京都異界紀行』の続きを読もうと努力したんですが…………ダメでした。
結局、図書館で読み続けるのは諦めて、本の貸し出し手続きを取って、速やかに退館しました。
その足で、図書館のある建物の一階にあるスーパーに寄り、昼食用に麺とパスタソース、切れていたパルメザンチーズ、タバスコを買って帰りました。

失敗したな~。別のタイプの地図を探せば良かった……。
予定では、後一時間くらいは図書館いるつもりだったのに……。

それにしても、琵琶湖周辺のお店って、本当、美味しそうな店が多いんですね。
はーっ、食欲だけでなく、旅心も刺激させられちゃいました。

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アヤシイ探訪記『うわさの神仏』加門七海

加門七海の『うわさの神仏 日本闇世界めぐり』(集英社文庫)読了。
この本は、今年の集英社文庫の夏のフェア「ナツイチ」の1冊に選ばれていたので読みました。

加門七海さん、ホラー小説家さんって言うべきかしら?
でも、私の中ではアヤシイ伝説等をエッセイ形式で紹介してくれる方って印象が強いです。
もしくは『本当にあった怖い話』で、ご自身の霊体験をJETさんによって漫画化されている方?
この本は、そんな霊感の強い加門さんが書かれた、神様仏様のお話と、取材ルポを集めた一冊でした。

この本は二部構成に分かれていて、一部は表題作の『うわさの神仏』、二部は『うわさの現場』というタイトルになっています。

まず、第一部の神様仏様のお話ですが、祟り神とか、怪しげな伝説を持っている方ばっかり!?
でも、日本の神様ってアヤシゲで面白いですからね。
まぁ、内容的にはホンの触りって感じでしたが、入門書としては読みやすい本だと思います。

第二部は怪しげな場所へ彼女が取材に行った時の探検ルポ。
安倍晴明伝説の地を巡ったり、鎌倉の闇の部分を探ったりしていました。
そんな探検ルポの中には、取材中に彼女が感じた心霊体験まで書かれていたんです。
恐怖体験談ものが好きな人にとっても楽しい本だと思う。
いや、この程度では、マニアには物足りないかな?

さて、その第二部には、私の故郷・静岡のアヤシイ場所も紹介されていたんです。
タイトルは「天狗を訪ねて三千里 静岡」

この本を読んで、思い出したんだけど、静岡県の西部地区、遠州(えんしゅう)地方=遠江(とおとうみ)って、天狗サマの人口密度が多い土地だったんだよね。
寺や神社に天狗を祀ってあるところって多かったんですよ。
ただね、その土地で暮らしていると、それが当たり前だと思うから……。
他の地域でも、こんな感じなんだと思い込んでおりました。

そんな天狗サマの中でも、一番有名なのが秋葉山三尺坊。
遠州地方の山間部にある秋葉山秋葉寺や秋葉神社に祀られている天狗サマです。

この秋葉神社って言うのが、今や世界的に有名になった“秋葉原”の地名の由来となった場所なんです。
秋葉神社というのは火防(ひぶせ)に対して霊験あらたかで、防火のため、江戸に勧請されたんです。
その勧請された場所を秋葉原と呼ぶようになったとか。(今も秋葉原駅構内に残っているとか?)

さて、秋葉神社ですが、加門さんが訪れてみたら、社殿が新造されて間もない状態で、豪華絢爛な状態。
古式ゆかしい社殿じゃなかったから、そこはかとなく、文面に不満顔が覗いておりました。
でもね、それにはちゃんとした理由があったんですよ。
秋葉神社の旧社殿、火災で焼失してたんです。

ずいぶん前に、これに関して、父に聞いたことがありました。
「火防で御利益がある神社が燃えちゃって、氏子は愛想尽かさなかったの?」
そう聞いたら、父が教えてくれたんです。
「身代わりになってくれたって、考えるんだよ」

そうか! そういう風に捉えることができるんだ!
だから、新しい社殿のために、みんなが浄財を集められるんだ!
で、豪華絢爛な社殿ができた訳だ。

それにしても、日本人の神様に対する態度って、すげーなって思うんですよ。

神様って祟るんです。
生け贄も欲するんです。
ダークな部分があるんです。

でも、いざ、事が起こった時には、日本人は神様に対して御利益を寄こせと迫るんです。
その挙げ句、神様自身を生け贄に捧げたり、契約を守らなきゃ、神様をゴミ扱いする。

“てるてる坊主”が、いい例じゃないですか。
晴れにしなきゃ、首をちょん切る。
これが日本人が行う神様への扱いなんだよね。

そんな日本の神様のことを知ってみたい。
怖おもしろくて、アヤシイ話を楽しんでみたい。
そんな方に、うって付けの一冊でしたよ。
日本に伝わる不思議話の入門書として、いかがすか~?
ちょっとだけ、納涼気分も味わえましたね!

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1stルパンは今夜から放映です!

今日は名品アニメの放映が多い日です。

まず、朝9時から、Bs2で劇場版『銀河鉄道999』の放映が始まってます。
あの、ゴダイゴの主題歌のヤツです。

そして、夜の20時からは、Bs2で『とことんルパン三世』の放映があります。
今日の放映は、1stルパンの第1話から第7話までの放映です。

そして、関東ローカルですが、深夜に日本テレビで『攻殻機動隊』の劇場版も放映されます。

そこにいつもの番組、それも今期一番のお気に入りのアニメ『夏目友人帳』があるんだよね。

はーっ、HDDの空きを作るのが大変でした。
何せ、明日の朝には『さよなら銀河鉄道999』、夜だって『ルパン三世』8話から15話までの放映があるんだもの。

嬉しいけれど、本当は分散して放映して欲しかったな~。
何週間かに分けて、楽しみたかったよ……。

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文句たれオジさんのブログ

一,二年前にようやく、吉田兼好の『徒然草』を通しで読むことができました。
中学、高校の古典の授業で有名な段は読んでたけどね。
全段通しで読んだのは、それが初めて。

読み終えて感じたことは、
文句たれオジさんのブログ?
そんな感じ。
随筆文学って言うよりも、ブログエッセイって感じで楽しめました。

自慢話や文句が多い。
でも、笑い話を収集していたオジさんだったのね。
書き終えた頃って、兼好さんって、48~9才だったとか?
同世代のオジさんなんだな~。

さて、こうクソ暑いと、つい思い出してしまうのが『徒然草』第55段の冒頭。

家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。暑きころ、わろき住居は耐へ難きことなり。
(角川ソフィア文庫『徒然草ビギナーズ・クラシックス』より)

要するに、家を建てるなら、夏向きに建てろ。
冬は何とか工夫ができるが、夏に配慮して建てないと住めたもんじゃない、と……。

まっ、兼好さんって、小金持ちだったらしいので、冬の薪木代に困らないんで、こう言い切れたんでしょうね。
普通、冬場の寒さの方が命にかかわる問題だと思うんですけどね。
でも、『徒然草』に書かれているのは鎌倉末期。
その頃ですら、京の猛暑は耐えがたいものだったんですね。

で、『徒然草』第55段、この後には、夏涼しく過ごせる工夫も載ってましたよ。
けど、現在役に立つかと言うと…………「?」
マンション住まいの私には無理な工夫でした。

はーっ、夏は始まったばかりなのに、涼しくなるのが待ち遠しいな~。

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ガンバレ、チビ鳥!

出かけた時、つい、電線を見上げてしまう癖があります。
だって、この時期、高確率でツバメが必死で電線にしがみついているのが見られるから。
その頼りなさから推測するに一人立ちして間もないツバメ。
実際、尾っぽを見ると、スワローテイルもハッキリしてないようなオチビさん。
こんな子を見掛けると、暑い日でも外に出て良かったな~と思ってしまいます。

さて、昨日のお昼、夫と外出した時のこと。
隣の空き地にムクドリ大の鳥が二羽いるのに気付きました。
だけど、ムクドリ特有のオレンジ色のクチバシでも足でもない。
アレッと思って見直してみたら、ヒヨドリでした。

小柄だし、オレンジ色のほっぺにあるマークもボンヤリしている。
おまけに、ホバリングしているように見えて、ゆるやかに落ちていく。
どうやら、巣立ったばかりのヒヨドリ兄弟だったようです。
(姉妹かもしれないけどね)

昔はヒヨドリって夏場は山で生活し、里に降りてくるのは冬だけだったそうです。
最近では、こんな街中で子育てしてるんですね~。

あの飛び方では、猫にでも襲われたら、すぐに捕えられてしまうでしょう。
だけど、野生の鳥を守ることはできません。
できることは、心の中で応援することぐらい。

ガンバレ、チビ鳥たち!
元気に大人鳥に育ってね!

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挿絵萌え『南総里見八犬伝』

図書館の児童書のコーナーで、素敵な本と出会えました。
偕成社から出ている『南総里見八犬伝』全4巻
編著は浜たかや、画は山本タカト。

滝沢馬琴……本当は式亭馬琴と書くべきですが……の『南総里見八犬伝』
これって、粗筋紹介本でも、途中で終わっていることが多いんですよ。
大抵、犬江親兵衛が成長した姿で現れた辺りで終わっていることが多い。
ところが、この児童書、最後まで書かれているようです。

大喜びで、早速、借りてみました。

最終巻の後書きで、編著に携わった浜たかや氏が説明していましたが、子供に楽しんでもらえるように、原案を一部、書き換えたとのこと。
うん、しょうがないですね。
これまでに読んできていた解説書を読んでも、最後の方って、どうして、こんな展開になるんだ? って思う部分が多いんだもの。
とりあえず、大筋を掴んでおいて、面白いと思ったら、原文にチャレンジするのが一番なんでしょうね。
だって、人形劇の『新・八犬伝』、薬師丸ひろ子が主演した映画『里見八犬伝』、滝沢君が演じたドラマ、どれもアレンジしてましたものね。

さて、この本の最大の魅力、それは挿絵だったんです。
山本タカトさんの作品を見たのは、たぶん、初めて。
でも、すごく色っぽい絵だったんです。
表紙のカラーイラストも素敵ですが、それ以上に挿絵として描かれた白黒の絵がドキドキするほど色っぽい。

その絵を見ているうちに思い出したことがありました。
たぶん、私が『八犬伝』に出会ったのは、人形劇が最初じゃないんです。
小学校一年生の時、教室に学級文庫という形で、何十冊かの本が置かれていました。
その中に、子供心に好きな挿絵の本があって、その本を1年間、繰り返して読んでいました。
それが『八犬伝』だったんです。
子供の頃に一目惚れした挿絵と、山本タカトさんの描く絵が似ているような感じがしました。
もっとも、山本タカトさんは1960年生まれの方なんですけどね。

ただ、彼の描く絵は、良い意味で昔風の絵なんだと思います。
だからこそ、『南総里見八犬伝』にぴったり合っていたんでしょうね。

もし、お近くの図書館で、この本が置いてあるようでしたら、是非、見てくださいな。
もちろん、挿絵だけでなく、文章も良い本ですよ。
ほぼ、原作に近いこの本で『南総里見八犬伝』の世界を楽しんで見てください。

いかん、アマゾンで調べたら、古本が安く手に入る。
この挿絵目当てで買い集めそう……。

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『女人平家』吉屋信子

7月20日の朝日新聞・文化欄に、吉屋信子の特集記事が載っていました。
『花物語』を初めとした吉屋信子が発表した少女小説こそが、先日亡くなった氷室冴子や、今野緒雪の『マリア様がみてる』といった少女小説の原点であり、『NANA』を含めた少女漫画にもその魂は繋がっている、そのような記事でした。

でも、私自身は『花物語』は読んだことがないんです。
私にとっての吉屋信子は、『女人平家』という素敵な作品を書いてくださった方という存在。
そんな訳で、この機会に以前から書きたかった『女人平家』という作品について書いちゃいます!

吉屋信子の『女人平家』ですが、今、手に入るのかな?
私が所持している本は昭和63年に角川文庫から、上下巻で発行された本なんだけど……。
……どうやら、今は古本じゃないと手に入らないみたい?
うーん、残念。

さて、この物語は、女性の目から見た『平家物語』なんです。
主人公は3人の平家の女性。

最初の主人公は平清盛の妻・時子。
美しく咲き誇る牡丹よりも、役に立つ蓬(ヨモギ)の花の方が自分に似合うと言ったことで、清盛に見初められた聡明な女性。

次の女性は、清盛の隠し子として誕生した祐子。
一卵性の双子として誕生したため、姉は赤ちゃんの時に時子に引き取られたのに、祐子は誕生すら伏せられ、尼になるべく厳しく躾けられていたという美少女。
それが、姉が幼くして嫁入りすることになり、入れ替わる形で、時子の手元に引き取られてくる。
物語を中盤をリードしていく麗人です。

そして、最後に主人公を務めるのが時子の末姫として誕生した典子。
やんちゃ姫とし育った女の子。
それが、異母姉・祐子に感化され、明るく賢い夫人へと成長していきます。
しかし、ご存じの通り、平家は滅びの道へと転がってしまいます。
悲劇的な状況だけど、この典子の明るさのお陰で、悲劇的要素はソフトになり、『平家物語』ビギナーの私にとっては、最後まで読みやすい物語になっていました。

さて、歴史的な検証から見た『女人平家』ですが、かなり史実に忠実な小説だと思います。
きっと、平家の女性たちには、この時代がこう見えたんだろう……そう感じさせられる歴史小説なんです。
そして、それは、『女人平家』の最後の行にある文章からも伝わってくるんです。

平家は女系によって今も滅びませぬ!」典子の快活な声がどこからか響く気がする……。

この最後の行の、典子の声、実は史実なんです。
一般的には、建礼門院から誕生した安徳天皇が壇ノ浦に身を投じたことで、天皇家に流れていた清盛の血は途絶えたように思われています。
ところが、実際には、『女人平家』の主人公の一人・祐子の子孫によって、現在の天皇家には清盛の血が流れているんです。
もっとも、この物語ではそのことには触れていません。
でも、平家が、女系によって繋がっていったのは歴史的事実なんです。
平家は滅びていなかったんです。

激しい歴史のうねりに翻弄されつつも、聡明で美しい生き方をした女性たち。
『女人平家』そんな素敵な女性を描いた傑作歴史小説だと断言できます。

きっと、この本を読んでいなかったら、私、原本の『平家物語』を読まなかった思います。
また、吉川英治の『新平家物語』にチャレンジする気にもなれなかったことでしょう。
私にとっては、この作品が『平家物語』への扉を開けてくれた鍵だと思っています。

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記録更新中

『週刊少年ジャンプ』が40周年記念を迎えたってことで、旦那にジャンプを買ってきてもらいました。
……先週末の話ですけどね……。

お目当ては『こち亀』
特別企画ってことで、『週刊少年ジャンプ』の40年間を秋本さんが50ページで描いているって、mixiニュースにも出ていたもので、つい。

いや~、面白かった。
『週刊少年サンデー』の50周年記念企画より、読んでいて、楽しかったデス。

……だって、あちらの企画、過去に執筆した作家さんに当時の話を描いてもらうって形で、何回かに分けて掲載されたけどさ。
小山ゆうさんは、小山さんの代表作をサンデーの若手編集者が知らないで取材に来てるっていう話の展開だったし……。
先日のジョージ秋山さんの漫画では、サンデーの編集長が「マガジンの編集者と比べて、うちの編集者はバカばっかりだから……」なんて、セリフがあったんだもの。
どうも読んでいて、すっきりできなかったんです。
何せ、雷句誠さん騒動もありましたからね~。シャレにならないな~って。

ただ、新谷かおるさんの回には笑わせてもらいました。
だって、作者名は新谷さんなのに、絵は明らかに奥様の佐伯かよのさんのミリペン画。
旦那が「相変わらずだな~」とため息ついたのも笑えたのでね。
でも、コレも自虐的な笑いですね……。

と言うことで、ジャンプの方は秋本さんのジャンプ愛に溢れた作品になってるな~って思えたんです。
それに、コレはネタ晴らしになっちゃうけど、40年の歴史は前編と後編に分けて描かれていました。
それで前編と後編の間には通常の連載も載っている。
その3作品が、うまくリンクしてたんです。
ベタな演出ではあるけど、実際にやってみると面倒なんですよね。
そういう部分も含めて、さすが秋本さんだな~と感服しました。

ところで、タイトルの記録延長中。
コレ、実は『週刊少年ジャンプ』を自分のお金で買ってないっていう私の記録なんです。

はい、40年間一度も買ったことがありません!
他の、マガジン、チャンピオン、KING、サンデーは、それぞれ購読していたことがありました。
だけど、ジャンプだけは購読したことがないんです。

いや、読んでない訳じゃないんですよ。
喫茶店とかラーメン屋で読んだとかさ。
回し読みで読ませてもらったとかさ。
誰かが買ったのを譲ってもらったとかね。
拾ったとか……。
そういう感じで、自分のお金で買ったことがないってことなんです。

その代り、どこでどの作品を読んだっていう詳細な思い出もあるんですけどね。

だから、今回も旦那に「記録を継続したいから買ってきて」と頼んだ次第です。
だって、ここまで来たら、この記録は自分的に貴重な気がしてきているんだもの。

それにしても、自分のお金じゃないんだけど、『こち亀』のページだけで250円分堪能させてもらいました。
頑張れ! ジャンプ!! 頑張れ! こち亀!!
でも、一生買わない予定。

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灼熱の中での読書三昧

連休中、行くのを楽しみにしていたイベントがありました。
ところが、旦那の方に仕事が入ってしまって……。
どちらかが家にいないとマズイ状態だったため、結局、私がイベントを断念……。
あーあ、残念でした。

ポカンと空いてしまった連休。
仕方がないので、読書三昧&読書感想文の書きまくりで過ごしました。
けど、留守番のお陰で『新耳袋』の著者・木原浩勝さんから届いたチーズケーキも受け取れました。
このチーズケーキが美味しいかったんだ~!
何だか、お留守番のご褒美みたいな気分!

けど、家に籠り続けているのも不毛なので、図書館に本を借りに行きつつ涼みに行ったり。
徒歩1分の場所にあるのに、普段、歩かない道沿いにあるブクオフに買い物に出たりしてました。
両方からは、そこそこの収穫がありました。

とは言え、家の中は暑いです。
暑いというより熱いの方が似合う?
だって、クーラーを使えないんです。

留守番することになった原因のひとつは、めっきり弱ってきたインコの花梨くんのせい。
長時間、目を離すのが不安になってきてしまいました。
だけど、30度前後のの暑さだと、かえって元気?
確かに、インコって体調が悪い時は30度に保温しろって言われるけどね。
だから、クーラーが入れられないんです。
本当、インコと地球に優しい飼い主です。

そこで、ふと思い出した、10cc「I'm Not In Love」って曲をBGMにしてみました。
この曲はリアルタイムで聴いたことはありません。
ここ数年ぐらい、時代の曲を集めたCDなんてのが出てるでしょ。
それで覚えた曲。
だから、どんなイメージで作られた曲なのか詳しいことは知らないんです。
でも、この曲を聴いていると、何だか水中にいるような気分になれるんです。
水音のような音の作りを感じるんです。
なので、こういうクソ暑い時に聴くと、少しだけ涼やかな気分になれそうな気がしたんですよ。

そうですね……風鈴のような効果はあったと思います。
もっともBGMだけでは、さすがに無理で、水風呂に飛び込んで、身体を冷やさないとダメな暑さでした。

とりあえず、たまっていた本も読めたし、新しい本も読めた。
日記の貯金も貯まりました。
読書的には充実していた連休だったかと……?

でも、やっぱ、イベント、行きたかったな~。

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写真の模写に関する問題

今月の頭に、ある漫画家さんの愛読者の方から、とある漫画家さんが自らの軽率な行為により、トラブルになっていることを知らされました。
自らの軽率な行為、それは雑誌に載っていた写真を模写していたということでした。

このことに関して、その漫画家さん本人がブログにて事実を認め、深く反省していらっしゃいます。
また、私にはこのことに胸を痛めている愛読者のお友達もいます。
だから、この作家さんに対して、何か言いたいという訳ではありません。
ただ、この機会に自分なりの考えをまとめておきたくなり、日記という形で書くことにしました。

編集者にとって、怖いトラブル。

そのひとつが言葉によるトラブルです。
これは、差別用語などを含む言葉を発表させてしまった時に起こります。
これに関しては、発表させてしまった、編集サイドにも責任があります。
だからこそ、セリフの書き換えをお願いするんです。
この言葉に関する制約は、各出版社ごとに違っています。
だから、A社ではOKだったのに、B社では書き換えを命ぜられるということもあります。
うるさいと思われるでしょうが、このトラブルは実際に起こってしまうと、大変な事態になってしまいます。
だから、書き換えには応じて欲しいなって思ってます。

もうひとつのトラブル。
それが今回のような他者(多くの場合は写真家)の著作権侵害をしてしまったというトラブルです。
これに関しては、正直、出版社は作家をかばいきれないんです。
と言うのも、事前に注意や忠告をすることができても、絵を描いている最中、ずっとその人の側に編集が張り付いていられないからです。
つまり、作家を信頼するしかありません。
だから、こういうトラブルを起こしてしまった時、編集が駆け回ってくれたとしたら、これは作家さんに対する善意で動いてます。
どちらかと言えば、編集者自身も作家に裏切られたような寂しさすら感じていると思います。

ただ、この写真の模写に関してですが、本当のところ、難しい問題だと思っています。
絵を描くにあたって、他者の撮影した写真を資料にすることって、当たり前の部分があるんじゃないでしょうか?
だけど、ほんの少しだけ、考慮して欲しいなって思うんです。

昔、私が携わっていた漫画雑誌の表紙では、モデルを撮影した写真を使っていました。
この場合、最低3時間以上、スタジオを借り、カメラマン、モデル、メイク、スタイリストが揃って、初めて写真が撮れていました。
20数年前の話になりますが、1枚の写真のために30万以上のお金がかかっていたように記憶しています。
それ程の費用をかけたものを安易に使われる側の気持ちを考えて欲しいんです。

また、野外で撮った写真にしても、その写真を撮るまでにカメラマンの方がどれほどの労苦を費やしたか考えてみたら、やはり安易には扱えないと思うんです。
そして、小物などを撮影した写真集。
こういうものも、カメラマン側が企画して撮影した場合は、その撮影許可を得るために影で努力していたはずです。
反対に所有者側が企画したとしても、そこまでには様々な労苦があったはずです。

けど、私的には他者の写真を参考にするなとは言い切る気はありません。
だって、たった一枚の写真から、物語が生まれ出ることもあるって思うからです。
反対に写真家の方だって、漫画やイラストなどから、写真の構想のヒントを得ることだってあるんじゃないでしょうか?
相互に刺激しあうことで、素晴らしい作品が生まれる。
だからこそ、安易に他者の作品をトレースせずに、その作品を見て、自分なりのイメージを広げていって欲しいと思うのです。

また、基本的に自分が撮った写真だったらトレースしてもOKと言われています。
これに関しても、実は私の中には疑問があるんです。
例えば、建物の場合、所有者に権利があるはずです。
また、その建物を設計した人にも権利があるのではないでしょうか?

だから、自分が撮影した写真であっても、そのまま、トレースしてしまうというのは、今の段階ではOK。
でも、それにだけ頼ってしまうのは問題があるのではないかって思うんです。
だけど、きちんと撮影許可を得て使う分には問題はないと思っています。

そして、今回のトラブルに関してですが、上記では編集サイドには防ぎようがないと書きましたが、この作家さんに関してだけは出版社の方にも問題があったのではないかと考えています。
と言うのは、この出版社の前身にあたる会社で15年ほど前に出された単行本が我が家にあるからです。
その単行本には、おそらく海外で購入してきたらしき外国の地図のコピーと、湾岸戦争時に撮影された写真のコピーが貼り付けた作品が収録されています。
特に湾岸戦争の写真に関しては、作者のコメント文に、はっきりとそう記されていました。

これは、両方とも大きな著作権侵害を起こしています。
写真に関しては、ここまでに書いてきてますからご理解いただけていると思いますが、地図というのも厳しく扱われているものなんです。
ただし、地図に関しては、トレースを元に描き起こした場合は、全く同じように描けないってこともあるため、模写は大丈夫なんですよ。コピーを貼ることだけは絶対しちゃダメです。

この単行本ですが、我が家にあるのは再版本です。
つまり、発行に携わった編集者は、これらが著作権を侵していることに気づいていなかったってことじゃないでしょうか?
そして、この作品ですが、単行本を発行した会社とは違う出版社で掲載されたものでした。
つまり、初出を載せた出版社の編集も、この手の知識を持っていなかったということではないでしょうか?

だから、今回も編集者がその作家にトレースをしてはいけないと教えていなかったのかもしれない、そう思ってしまったんです。
教えられなくても、それくらい、気がつけと言う方もいらっしゃると思います。
でも、教えいなかったとしたら、編集者にも罪があると私は考えています。

ですから、この日記を読まれた方だけでも、伝えたかったんです。
他者の創作物を資料に使う時は、注意して欲しい。
イメージを膨らませる材料にとどめて欲しい。
最終的にトラブルが起こってしまった時、傷つくのは作家さん本人。
そして、ファンの人たちの気持ちです。

このトラブルですが、たぶん大きな賠償金が動き、連載作品が一時的に打ち切りになると思われます。
ただ、作品の続きを心待ちにしていた愛読者たちのため、いつか、続きが掲載されるようになることを祈っています。
同時に、他の作家さん達も、これは警鐘だと感じて欲しいと思っています。

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化粧嫌い

私、化粧って、ほとんどしません。
化粧どころか、基礎化粧品の類もほとんど使いません。
夏場にはUV対策ぐらいした方がいいよな~と思うんですが、それすらしてない。
一応、理由はあるんですけどね。

23,4歳の頃ですけど、ひどい化粧アレルギーをやってしまったことがあったんです。
原因は……商品名を出しちゃうけど、花王のソフィーナにやられちゃったんです。
口の周辺が真っ赤に腫れ上がってしまったんですよ。
まるで、カールおじさんの口ひげ状態で真っ赤に腫れ上がりました。
もちろん、痒みもある。
腫れが引くまでに、2ヶ月以上通院したかな~?

でも、元々、化粧ってあまり好きじゃなかったんですよ。
特にファンデーションを塗ってると肌が息苦しい感じがして……。
でも、あの時は、ピリピリというような刺すような刺激を感じたんです。
それでも使っていたせいで、顔が真っ赤に腫れ上がってしまったんです。

それ以来、化粧嫌いに拍車がかかってしまいました。
ありがたいことに、旦那が化粧に関しては、何も言わない人なんでね。
していたら、誉めてくれるけど、してなくても、それが普通だって流してくれる。
だから、自分にとって特別な時だけ化粧をするんです。

このソフィーナにやられちゃった原因ですが、当時、化粧品を研究している人から教えてもらいました。
「花王の製品は高分子が細かくて、浸透しやすい。だから、反応してしまったんだろう」
きっと、そうなんでしょうね。
だって、花王のボディソープ“ビオレ”も使えないから。
使うと、体中がピリピリしてくるんだもの。
……もっとも最近のビオレはわからないけどね。
でも、怖いから試す気もない。

この化粧品ですが、他のメーカーの製品でも、このピリピリ感を感じることがあるんです。
だから、化粧品って、極力、使いたくない。
洗顔ソープなんて、ほとんどの商品で、この刺激を感じるんです。
だったら、最初から化粧をしなければ、いいやってことで……。
そうなってくると、冬場のよほど乾燥した時期でもなければ、基礎化粧品も使わなくて済んじゃうんだよね。

食物関係では、目立ったアレルギーはないと思うんですけどね~?
でも、蕎麦は苦手みたいです。
ざる蕎麦は大丈夫なんですが、蕎麦湯を飲んだら、ほっぺたが妙に火照りだし、口の周りが妙に痒くなってきたことがありました。
蕎麦湯だけでなく、暖かいお蕎麦を食べた時にも似た症状が出たことがあります。
どうも、私の場合は口の周りにアレルギーの前兆が出やすい体質なのかもしれません。

けど、これって、本当は化粧をしたくない言い訳だと思う。
女、捨ててますよね……。

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『しゃばけ』ドラマ第2弾!?

たった今、『しゃばけ』ファン仲間から携帯メールが届きました!

 ドラマ第二弾放送決定しましたねー(^O^)
 「うそうそ」今冬放送予定だそうです

いや~ん、嬉しい♪

とりあえず、今は届いた情報のみ。
これから、情報をかき集めるぞ~!!

追記
『しゃばけ』情報は以下が一番早いです!
しゃばけ倶楽部
http://www.shinchosha.co.jp/shabake/

そこを見ていて、もうひとつ、気になった情報!
……単行本最新刊の読者プレゼントって、「鳴家ブックカバー」なの?
ブックカバーマニアとしても、ほ、欲しい!!

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『魍魎の匣』アニメ情報

昨日、7/10発売の『New type8月号』で、とうとう、京極夏彦の『魍魎の匣』のアニメ情報が発表されてました!

……このアニメ化情報、少し前にお友達から教えてもらっていました。
でも、公に発表されるまでは、口にチャックの状態で、この日を待ち続けていたんです!

と言っても、今回のアニメ情報で新しい情報が得られたかと言うと……なかったかな……?
事前に、キャラクター原案をCLAMPが行っているって聞いてましたしね。
まぁ、今回の記事に、キャラクターデザインも載っていたから、それを自分の目で見ることができたって言うのが収穫だったかな?
でもデザインって、結局、絵が動いてみないと何とも言えないしね。
……とは言え、一応、見た感想を……。

関口を見て「誰? この好青年は?」でした。(大爆笑)
それと、正直、京極堂の着流し姿に、ちょっと違和感を……。

あまりに違和感を感じるから、和装が自分でできる夫に質問してみました。
すると、返ってきた答えが……。
「まず、上半身の恰幅が良すぎて、襟の描き方がおかしくなっている」
「足が長すぎるから、帯の位置がおかしく見える」
「だから、独活の大木が着ているように見えるんだよ」
どひゃ~、辛口~。

でも、男性の着流し姿って絵にするの難しいですよね。
和服の男性の場合、足が長く見えると、本当、みっともなくなっちゃうんだもの。
女性の場合は、帯を高めに締めても、それなりの雰囲気の絵になるんだけどね。
男性は、下っ腹が出て、足が短いくらいの方が格好良く和服を着こなせるんだもん。
ええ、お陰で、うちの夫の和服姿、なかなかの着こなしなんですよ。
はーっ、ありがたくないわね……。

ともあれ、アニメ化の発表はされましたが、いつ、どうやったら見られるのかまでは載ってなかった!
つまり、続報をワクワクしながら待つ日々が続くってことだな!

『魍魎の匣』スタッフ
監督・中村亮介
シリーズ構成・村井さだゆき
キャラクター原案・CLAMP
キャラクターデザイン・西田亜沙子
色彩設計・大野春恵
美術監督・金子英俊
撮影監督・五十嵐慎一
CGディレクター・管友彦
プロップデザイン・木村雅広
編集・寺内聡
アニメーション制作・マッドハウス

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『グリーン・ウッド』と『夏目友人帳』

昨夜、ドラマ版『ここはグリーン・ウッド ~青春男子寮日誌~』が始まりました。
……テレ玉の話ですけどね。既にほとんどの地区で放送は始まっていたようですし……。
http://www.greenwood-tv.com/index.html

原作を最後に読んで、もう何十年以上経つんですが、見ていて驚きました。
若い頃に読んだ作品って、記憶鮮明なもんですね~。
キャラクター名はもちろん、セリフとかまで、覚えている。
そんな訳で、ドラマ版のセリフは、かなり原作に近いものだったと思います。

問題は……。

やはり、少女漫画をドラマにされると、見ていて、こっ恥ずかしくなるってことかな~。
特に如月瞬君。
原作と同様、主人公のスカちゃんを「瞬は女だ」ってだます話から始まったんですが……。
私の目には男にしか見えませんでしたからね~。
もっと、若い男の子が演じていたら、女の子に見えたかもしれないけどさ……。
ただ、古沢先輩がバイク抱えて寮の廊下を歩いていたシーンは、笑えました。

そんなわけで、苦笑いの30分でした。
まぁ、タイミングがあったら見るのかな~?
けど、これを見るくらいなら、OVA版を借りてきて見た方がいいな~。

さて、『夏目友人帳』のアニメも始まりました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/natsume/index.html
(原作:緑川ゆき 白泉社「月刊LaLa」「LaLa DX」連載)
こちらは、予想通りの作品になっていて、今期のお楽しみ作品になってくれそう♪

強いてあげるなら……。
思ったよりも明るい色だな~って。
実は私が原作から感じていた世界観は“白い闇”って感じだったんです。
光が強すぎて、どこかが暗く見えてくる感じ?
だから、ほんわりと明るい色彩に、ちょっとだけ驚きました?
でも、これに関しては、アニメ版の色彩でOKです。

お話の方は、原作を読んでいない夫が、アニメ版を見て「おもしろい!」って言ってくれましたしね。
今後の期待大です!

さて、今期のアニメ、まだまだ、新作が目白押しです。
果たして、どれだけの作品が「来週が楽しみ!」の作品になってくれるか?
HDDに録りためた作品をまとめて消去したくなるのか?
できれば、嬉しい悲鳴をあげたいものです。

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海外ミステリーを読む時は

今年は図書館から海外ミステリーを借りて読むのが、私の中でのブームになっているようです。

で、この手の海外ミステリーを読む前に私がよくやっている行動があるんですよ。
カバー折り返し部分に載っている登場人物紹介をコピーすること!

だって、海外ミステリーの場合、誰の名前なのか、わからなくなることがあるんだもの。
自分の本だったらね、その折り返し部分を栞代わりにしちゃうことがあるんですけどね。
図書館の本や、お友達から借りた本にはそんなことできませんから!

今は、自宅に複合機がいてくれるんで、自宅で簡単にコピーできるようになりました。
前は、複数冊まとめて図書館で借りて、途中でコンビニに立ち寄り、まとめてコピーしてたんですよ。

このコピーだけど、すぐに栞大にカットして、読書中は栞として活用しています。
はい、これで、誰が誰なのか、すぐにわかります!
そして、読み終えた後は、その栞はノートに貼り付けちゃう。
で、欄外に、“第一の被害者”とか、“犯人”って書いちゃうんです。
こうしておけば、少しは読んだ内容を覚えていられるかな~って……。

そうなんです……。
海外ミステリーの場合、私の場合、中身を覚えていにくいっていうのもあるんです。
でも、話を覚えていられないのに読むっていうのも、妙だよね~?
この頃は、この栞戦法だけじゃなく、読書ノートも付け始めるようにしたけどさ……。
けど、読む端から忘れていくってのは、問題あるよな~。

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七夕ミステリー『QED 竹取伝説』

明日は7月7日、七夕ですね~。
そんな訳で、七夕にまつわるミステリーなどご紹介。
と言っても、厳密には織姫伝説にまつわるミステリーって言うべきかな?

この七夕の織姫なんですが、日本では棚機津女(たなばたつめ)として捉えられているそうです。
その棚機津女ですが“神の一夜妻”という存在だったとか?

この“神の一夜妻”を題材にしているミステリー作品がふたつほどあるんです。
ひとつが、京極夏彦の『絡新婦の理』(講談社)。
物語の主軸ではないんですが、話の後半で、この“神の一夜妻”について、京極堂が語っているシーンがありました。

同じように“神の一夜妻”について語られた作品がもうひとつあります。
高田崇史の『QED 竹取伝説』(講談社)です。

実は、“神の一夜妻”についての説明はほぼ同じなんですが、この2作品を読み比べてみると、全く違った形で見えてくるんですよ。
私の感触では、『絡新婦の理』で京極堂が語ってくれた“神の一夜妻”は、女性に拒否権があり、男性が望んでも女が応じてくれるとは限らない存在、そんな感じで描かれていたと思うんです。
つまり、男にとって、一夜しか妻になってもらえない女性。
反して『QED 竹取伝説』でタタル君が語った“神の一夜妻”は一夜しか男に応じてもらえない女として描かれている感じがしました。

正直、先に『絡新婦の理』を読んでましたし、女性としては京極堂の読み解きの方が嬉しかったです。
まさに言祝いでもらったって感じです。
それだけに、後で読んだ『QED 竹取伝説』の方は、解説するタタル君に対して、「そう被害者意識で見なくたっていいじゃん」って気分になりました。
何だか、呪いをかけられたような解説でした。

まっ、こんなことを書いちゃうと、『QED 竹取伝説』を読む気をなくしちゃう人を増やしちゃうよね。
でも、できれば、読み比べてみて欲しいなって思うんです。

と言うのは、同じ事象であっても、その捉え方によって、呪いにも言祝ぎにもなるって好例だと思うんです。
これって“神の一夜妻”だけじゃないと思います。
同じ物事でも、どう眺めるかによって、嬉しいことにも嫌な思い出にもなることって多いです。
だったら、良い捉え方した方が得じゃないかな?
この2冊のお陰で、そんなことを考えることができたんですよ。
もっとも、両方とも読んでいないって人には、後味を考えて『QED 竹取伝説』から読むことを奨めますけどね。

それにね、『絡新婦の理』は満開の桜の中で話が集結してますから、今、読み返さなくてもいいと思います。
対して『QED 竹取伝説』は、真冬に起こった事件から物語が始まっているけど、物語に主に描かれているのは七夕なんです。
まさに今の時期に読むのが一番じゃないかな。

そうそう、この日記の冒頭に書いた“棚機津女”の説明。
これ、『QED 竹取伝説』に書かれていた説明をパクってます。
だから、詳しく知りたかったら、本編の方を読んでみてください。
あれこれとタタル君がウンチクを語ってくれてますしね。

さて、今年の七夕は星が見える夜になるのかしら?
できれば、夏の大三角形が見える夜空になって欲しいな~。

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