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2008年5月

なまず、ねこ?

毎月、最終の土曜日は隣の駅まで買い物に出かけることが多いです。
最終の土曜日に、行きつけの文房具店(画材もあり)が、20%OFFセールを行っているのが理由。
もっとも交通費かけちゃったら、文房具じゃ20%OFFの意味ないから、他にも買い物をしています。
文房具店の目の前にあるホームセンターで、インコたちの大好物、粟の穂を買ったりね。
美味しいパン屋さんに立ち寄ったり、夫が最近気に入っている蕎麦屋で食事したり……。
あと、ユニクロにも寄ることが多いかな?
だって、我が家から歩いていけるユニクロがないんだもの。

さて、今朝、新聞を広げたら、ユニクロの広告が目に入りました。
広告の中には、サンデーマガジンコラボグラフィックTシャツも載っておりました。
ただ今、両誌とも創刊50周年ってことで、歴代の人気作品をプリントしたTシャツが販売されてるんですよ。
http://ut.uniqlo.com/sunmaga50th/
それが今週末は、通常1500円のものが990円。
そこへもって、今回の新作に好みのデザインのものがあったんですよ。
で、つい……。

この手のキャラクターTシャツ。
さすがにイラストがバーンと載っているのは、恥ずかしいお年頃ですからね。
だから逆に、ヒネリのあるデザインのものだと心が揺れちゃうことがあるんです。

前に夫にプレゼントしたTシャツは、モスグリーンの地色で、胸の部分に“ザクのモノアイ”だけがプリントしてあるもの。
本当は自分が着用したかったんですが、夫の方が似合いそうだったので……。

と言うことで、今回、欲しくなったTシャツというのは「天才バカボン」Tシャツでした。

だってね、黒地に、白でウナギイヌの目、ヒゲ、口だけが印刷されてるデザインだったんだもん。
後ね、背中(腰あたり)に、ウナギイヌの尾っぽの輪郭線が白で入ってる。
私的にグーなデザインだったんです。

夫は「頼むから、外に着て行かないでくれ!」と申しましたけどね。
まぁ990円なら室内着でもいいし、ってことで買って参りました。

さて、そのTシャツを買う時のこと。
背後にふたりのお嬢さんが通りかかったんです。

「うわーっ!コレ、知ってる!」
「何だっけ?」
「ネコ?」
「ナマズ?」

お嬢さんたち、ナマズネコじゃないんだよ。
これはウナギイヌなんですよ。
心の中で突っ込みを入れながら、レジへと向かわせていただきました。

追記・本当は「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉オヤジTシャツも欲しかったことは内緒!
けど、今、ユニクロのネット通販見たら、オヤジTシャツ売れ切れてるのね。
ってことは、あの場で買った方が良かったのかしら?

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いい男との出会いを求めて『新選組風雲録』

なんで歴史小説を読むのか?
まぁ歴史小説が好きだから読んでいるんですけど、どうやら、それだけじゃないようです。
端的に言っちゃえば、いい男に出会えるから!
そりゃ、SFやファンタジー、現代小説でも会えますけどね。
激動の時代を駆け抜けた男ってのに弱いんですよ。
そこに“男に惚れられた男”なんてのが入ってくると、もうイチコロ!

と言うことで、広瀬仁樹(まさのり)の『新選組風雲録』(文春文庫全5巻)

物語は京都・清水の舞台で、盗賊“ましらの忠助”がある男と出会うところから始まります。
ある男とは新選組副長・土方歳三。
土方に小馬鹿にされたと思い込んだ忠助は、意趣返しとばかりに、土方の寝所に潜り込む。
そこで土方に翻弄された挙げ句、忠助は新選組の馬丁にされてしまう。
そして、忠助の情報収集能力を見抜いた土方は、彼に自分の目耳となる密偵になるよう口説く……。

“池田屋の変”から箱館で土方が戦死するまでの姿を、土方に男惚れし彼の目耳として働いた男の視点で描いた物語です。

この“男惚れ”っていうのが、いいんですよね。
男が男に惚れ込んで、そいつのためなら命を捨ててでも働くっていう心意気。
そして、そんな風に惚れ込んだ男から、惚れた男の生き様を描いたら……。
そりゃあ、もう、いい男に決まってます。

土方歳三の物語としては、司馬遼太郎の『燃えよ剣』(新潮文庫)という名作があります。
この『新選組風雲録』の土方像は、それよりももっと格好良く描かれてます。
逆に言えば、ちょっとばかり、甘いハンサム像になり過ぎちゃってるかな?
司馬遼“土方”の方が、荒削りな魅力がありましたしね。

広瀬仁樹は経済小説で名を売った小説家でしたが、彼の描いた幕末ものはどれも佳作が多いです。
新選組をテーマにしたものには『沖田総司恋唄』『土方歳三散華』などがありますし、タイトル忘れたけど、芹沢鴨を主人公にした短編なんか、すっごく良かったんだよね。
ただ、これらの本は文庫本1冊ってことで少々物足りなさもありました。
それに対して、この作品は文庫本5冊。
激動の時代を最期まで格好良く走り抜けた土方歳三の魅力が楽しめました。

それとね、登場人物の中で個人的にお気に入りだったのは、松本良順。
近藤勇の盟友として、中盤から登場してくるんですが、これがまた洒脱で素敵なんだよね。
そして、この話の沖田総司はメチャメチャかわいいのですよ。
まさに童子って感じの存在。

と言うことで、本日、五月三十日は沖田総司の命日でございます。
なので、またも新選組小説を取り上げちゃったわけ。

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リベンジ! 私的声優ランキング

先日試した「男性声優ランキング」
あれから、100人バージョンがあったことに気がつき、再挑戦してみました!

お世話になったのは、以下のサイト。
男性声優100人ソート
http://michi.2-d.jp/way/sort100.htm

100人と言うことで、10分強かかったかな?
それから、時間をおいて、もう一度チャレンジしてみたんですが、微妙に出てくる名前が変わってました。
なので、自分的に納得のいった方を発表します。

では、順位発表

1 関智一
2 塩沢兼人
3 藤原啓治
4 池田秀一
5 古川登志夫
6 速水奨
7 山寺宏一
8 石田彰
9 福山潤
10 三木眞一郎
11 大塚明夫
12 緑川光
13 小西克幸
14 子安武人
15 立木文彦

やはり一部に大幅な変動が現れました。
特にベスト10内に、大御所(って言っていいのかな~?)が、大量に食い込んできました。

それにしても、何故、中田穣治さんが出てこない!
立木文彦さんよりも、今、バリバリに活躍していると思うぞ!
それとも、何度かチャレンジしていたら出てくるのだろうか?
謎だ!

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初夏の風物詩『竜馬がゆく』

活字中毒のため、電車などで見ず知らずの人が読んでいる本まで気になってしまう性癖があります。
さりげなく、本を覗き込んだり、本のタイトル部分を見て、何を読んでいるのかチェックしちゃうんですよ。

するとね、この時期、大学生くらいの男の子が読んでいる本が、かなりの確率で司馬遼太郎の『竜馬がゆく』(文春文庫)のことが多いんですよ。
大学の先生に奨められたのか、サークルの先輩に奨められたのか……。
読んでいる男の子を見つけると微笑ましくなってしまいます。

けど、この本って、二十歳前後の男の子の時に、読むのが一番良いような気がしてます。
司馬遼‘竜馬’って、ちょうど、江戸へ剣術修行に出るところから始まってますからね。

その前の竜馬って言うのが、まぁ寝ション便タレだし、泣き虫だし……良いとこなし。
ようやく剣術だけは才能があることがわかって、江戸に留学することになった。
そんな若者。

これって、大学生くらいの男の子にとっては、身近というか、取り組むのに気楽な相手だと思うんです。
おまけに、大学進学で上京してきた男の達にとっては、今の自分と共通するものがあるんじゃないかしら?

それが、勝海舟との迎合あたりから、竜馬が変わっていくんです。
彼自身の発揮されてない才能もあったんだろうけど、師を得ることによって影響を受け、大きな世界に目覚めていく。
そして、それらを自分の財産として蓄えていき、大きなものを動かしてしまう……。

この師って存在は、別に学校の先生だけじゃないと思うんですよ。先輩だったり、上司だったりするかもしれません。
そういう人たちから、物事を違った角度から見ることを教わったりすることで、大きく成長する時ってあるじゃないですか。その時は成長にならなくても、後で大きな財産になっていることもある。

私の場合も、大学のサークルの先輩から聞いた雑談、それが後になって大きな財産に変わっていきましたからネ。
竜馬にとっての勝海舟との出会いって、そんな感じなのかな~って読んじゃうんですよ。

これって、青年たちにとって大きな希望になるんじゃないかな。
だから『竜馬がゆく』はジャンル的には歴史小説だと思うけどね、それ以前に青春小説だと思ってます。

まだ何物も達成していないような気分に襲われた時、この小説を読んだら勇気づけられるんじゃないでしょうか。
白紙の状態から、色々な人から話を聞き、それを自分の中で発酵させ、大きな形に変えていった竜馬。
彼のように生きてみよう、生きてみたい…そんな勇気を与えてもらえるんじゃないでしょうか?

だから、電車の中で読んでいる男の子達を見ると、心の中で応援したくなります。
頑張れ男の子! 君もきっと竜馬になれるよ!

初夏の時期のちょっとした楽しみです。

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ハム、キュウリ、タマゴ

うっかり午睡し、「さて食事の支度をせねば」と冷蔵庫を覗いたら、ろくな物が残っていない。
ハム、キュウリ、タマゴはあるけど、冷やし中華用の麺がない。
素麺と素麺ツユがあるから、とりあえず、素麺と、ハム、キュウリ、タマゴを千切りした物で一旦ごまかすことにしました。

出来上がった物を見た夫が、こんなことを言い出したんです。

 素麺を食べている男に向かって
「なんじゃ、それは? せめて、ハムとかキュウリとかタマゴくらい乗せたらどうだ!」
「私は冷やし中華を食しているのではない!」
 覚えてる?

おう、覚えているよ!
ブンドルとカットナルの会話だろ!
『戦国魔神ゴーショーグン』忘れるわけ、ないだろ!
塩沢兼人さんと木原正二郎さんの声に変換して聞いてたぞ。

あの頃の塩沢さんの声、本当に好きでした。
ブンドルはモチロン、『ウラシマン』のルードビッヒも好きでした。
『J9』シリーズも大好きでした。
……、さすがに『サスライガー』になると見てなかったケド。
でも、一番大好きだったのは『戦闘メカ ザブングル』のアーサー・ランクでした。
当時は病弱な美少年萠してましたもので……。

旦那宛に佐伯かよの先生から、塩沢兼人さんの訃報メールが届いた時は号泣しましたよ。
今いらっしゃったら、どんな役を演じてくれていたでしょうね……。

そんな訳で、期せずして、ブンドル様の美学に添わないものを作ってしまった次第。

追記
夫が「やっぱり、ハム、キュウリ、タマゴは素麺よりも冷やし中華の方が合うね」
私もそう思いました……。

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私の中での声優NO.1

ネットで面白いもの見つけたので、早速、チャレンジ!

男性声優ソート
http://michi.2-d.jp/way/sort.htm

上のサイトで、二者択一で男性声優さんの名前を選ぶんですよ。
(‘引き分け’や‘どちらも知らない’って選択肢もあり)
すると、最終的に、自分の好きな声優さんランキングが出るっていうもの。

…………。

やってみたら、意外と時間もかかるんだな~。

…………。

あ、結果が出た!

1 関智一
2 藤原啓治
3 緑川光
3 山寺宏一
5 福山潤
5 三木眞一郎
7 宮野真守
8 杉田智和
9 石田彰
9 小西克幸
11 大塚明夫
11 小山力也
13 大川透
13 子安武人
13 諏訪部順一 

ほぼ、予測通りの顔ぶれになりました。
自分的に意外だったのは、緑川君と石田君の順位が私の中では逆だったはず?
あれ~? どこかで選択を間違えていたかな?

しかし、この顔ぶれ、私って渋い系の声が好きなのか、甘い声が好きなのか、この結果見るとゴチャゴチャじゃない!

ところで、最大の不満は、この設問、選択肢に中田穣治さんが入ってなかったんだよね。
チッ!

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お気に入り庭園

旧古河庭園
http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%B5%EC%B8%C5%B2%CF%C4%ED%B1%E0&lang=euc&prop=500&bypass=2&dispconfig=
今の時期が最高です! この公園。
それは、この庭園って薔薇がお目当てで通っているからです。
ただ、薔薇園自体はそれほど大きくありません。
けど、薔薇越しに見える洋館の佇まいが最高なんですよ。
今週中は通常よりも遅い時間まで開園していて、ライトアップサービスをしているそうです。
行くんだったら、今週がお奨めです。

それから庭園入り口の向かい側、少し歩くと「平塚亭」という小さな和菓子屋さんがあります。
これ、内田康夫の名探偵・浅見光彦シリーズによく登場する和菓子屋さんです。
ただ、このお店、小説内では店内で食べられるように書かれてますが、実際はテイクアウトのみ。
だから、ここでお菓子を買って、旧古河庭園内で食べるってのがお奨めですね。

六義園
http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%B5%EC%B8%C5%B2%CF%C4%ED%B1%E0&lang=euc&prop=500&bypass=2&dispconfig=
こちらは、徳川綱吉の寵臣として有名な柳沢吉保が作庭したものです。
一番好きなのは秋の紅葉の時期かな~。でも、3月後半の枝垂れ桜も絶品。
けど、行くのに向いているのは、この時期かも?
と言うのは、旧古河庭園から徒歩15分くらいで着くんですよ。
両方とも、半日弱で見学できるから、このふたつの公園はセットで回った方がいいんです。
だから、旧古河庭園で薔薇を楽しみ、六義園でサツキが楽しめる今がお奨めです!

それから、庭園内にある吹上茶屋で「お抹茶セット」をいただくのも楽しゅうございます。
お抹茶と季節のお菓子を500円でいただけるのは、ありがたいですね。
景色も良い場所に茶屋は建っておりますから……。

あと、この公園はバードウォッチングにも最適です。
冬場、この公園で四十雀に餌付けされている方を見かけたことがあります。
何と、その方の手のひらに乗せたヒマワリの種を四十雀が食べに来てました。
そんな光景も見られる素敵な庭園です。

旧岩崎庭園
http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%B5%EC%B8%C5%B2%CF%C4%ED%B1%E0&lang=euc&prop=500&bypass=2&dispconfig=
ここは庭園って言うよりも、園内に残っているジョサイア・コンドル設計の洋館が目当て!
私、建築学には興味ないんですけど、明治村とか神戸の異人館って見学するの大好きなんです。
東京近郊って、そういう場所があまりなかったから、余計にこの公園が気に入ってます。
でもね、お庭は単なる芝生ですからね……。お花好きの方だとガックリしますよ。
と言うことで、この庭園目当てで行くのは寂しいから、できれば、湯島天神とか上野公園に来たついでに回るのが一番です!

他にもお気に入りありますが、とりあえず、この時期お奨めってことで3庭園あげてみました。

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昼ビールは効くね

我が家の近所には、以前、大きなビール工場がありました。
その工場は数年前に取りつぶされ、今、そこには公園と映画館付き大規模ショッピングセンターと数件の大型マンションが立ち並んでいます。
昔、ビール工場があった頃には、年に一度、市民への解放イベントがあったようなんですけどね……。

さて、今朝、新聞広告を眺めていたら、その跡地の公園でビールメーカー主催のイベントがあると!?
仕事が片付き、のんびりしている夫を誘って、行ってきました。
つっても、徒歩数分の距離ですけどね……。

ビールはコップ一杯(小ジョッキ量)200円也。
(ただし、その売り上げは市の福祉団体へ寄付)
ショッピングセンターや地元商店街、お酒の小売店が出した露店を覗き、焼き鳥などを購入。
それをツマミに、夫と一杯のビールを分け合って飲んで、帰宅。

いや~、たった一杯だったんですけど、効きましたね。
帰宅して、しばらくは家事をしていたんですが、ふと、気がつけば布団の中で3時間近く爆睡!
いや~、まいった、まいった。

それにしても、昼、紫外線を浴びながら飲むビールって、何であんなに旨いんでしょ?
そして、回りがいいんでしょ。

今回のイベント、すごい人出だったから、来年もあるかな?
あると、いいな~。

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一緒に歩くということ

東京に出てきて2年は学生寮。
その後、2年サークル仲間が集まっていた玄関トイレ共同のアパート住まい。
それから10年弱ほど一人暮らしをしてきました。

自分が病気になった時は不安でした。
実際、入院しちゃった時には友人達に来てもらって病院まで連れて行ってもらう、なんてこともありました。
それでも、自分で考えて、自分で何とかできていたと思っていました。

そして、その気概は今でも残っていると信じていました。
けど……。

今の自分が、いかにパートナーに寄りかかって生きていたのか神様が教えてくれました。
彼に何か起こったら、立ち上がれないだろって。
それは金銭面だけでなく精神的な面も含めて、全ての意味において。

仕事のことでは師匠だと思って、常に尊敬している存在。
彼が仕事で書いた文章って大好きだし、絵コンテの見方も私より深く読み込む人だから。
仕事に悩んだ時は、彼に聞けば、的確な答えをもらえちゃう。

そりゃあ、頼りないって思うこともありますよ。
たま~に「おまえは子供かっ!」って言うようなバカなこと言い出すし……。
(以前、年賀状の作成を頼む度に「今やろうと思ったのに催促するから嫌になった」って言った時にはね……)

でもね、自覚したから。
私、ものすごく、頼り切って生きていたんだな~って。

それは悪いことでもないだろうって思うこともあります。
人って、頼られた方が発憤できるだろうから……。
特に、私のパートナーは頼られることが好きだからね。
私が意地を張っているよりも、素直に甘えられた方が彼は頑張れるみたいだし……。
今だって、私のことを一番に思ってくれて頑張ってくれている。

でも、甘えと自立は違うんだよね。
何か、肝心なものを私は忘れ去っていたようです。

一緒に歩きたいと思ったから、始めたこと。
それがいつの間にかオンブしてもらうのが当然って思い込んでました。
そのくせ、自分では支えているつもりでいた。

十数年かけて忘れてしまったもの。
もしかしたら、持っていると思い込んでいただけかもしれない。
それを手に入れる努力を始めなくちゃいけませんね。

昔、誓ったのに忘れてしまっていた一緒に歩くっていうこと。
それを思い出させてくれるチャンスを神様からもらえたんだから……。
できれば、一緒に歩くだけでなく、支えられるぐらい強くならなくちゃね。
さぁ、頑張らなくっちゃ!

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新選組語り…「天まであがれ!」

年が思い切り、バレますが、中学時代、「週刊マーガレット」の愛読者でした。
当時の週マって、「ベルサイユのばら」はあるわ「エースをねらえ!」はあるわ、本当にすごい雑誌でしたからね。

もちろん、この2作品の愛読者でしたが、それ以上に私の心を捕らえた作品があったんです。
それは、木原としえ名義で発表された「天まであがれ!」という作品。
……新選組の沖田総司を主人公にした物語です。

それまで私、新選組って知らなかったんですよ。
当時、栗塚旭さんの土方歳三、島田順司さんの沖田総司で撮られた「燃えよ剣」や「新選組血風録」という人気ドラマがあり、乙女の心を捕らえていたんですけどね……。
家で見ていなかったんでしょう……。
もしくは放映自体されていなかったか……。(地方だとね、テレビ局は、NHKと教育、他に民放が2局だったりしたから)

それ以前から、木原としえ作品のファンではあったんですよ。
でも、連載の第一話を見た時に、木原・沖田に一目惚れしました。
同時に、木原・土方にも惚れたんです。

実はね、あまりにも好きすぎて、未だにこの作品に関して語れないんですよ。
とにかく、それから30週間でしたか、夢中になって読み続けました。
そして、最終回前3回は毎号泣きながら読みました。
たぶん、アンドレが亡くなった時よりもオスカルが亡くなった時よりも、宗方コーチが亡くなった時よりも、大泣きしながら読みました。
沖田が死にそうだってことは察知していたんですよ。
でも、恋人のこよりちゃんはね~……。

それから、十数年、「新選組」を追い続けました。
まず、最初に読んだのは、もちろん、司馬遼太郎の「燃えよ剣」と「新選組血風録」です。
それがきっかけになり、他の司馬遼太郎作品も読むようになりましたが……。
もちろん、和田慎二の「あさぎ色の伝説」にもハマリました。
そうそう、草刈正雄が沖田を演じた「沖田総司」って映画も見ました。
TBSでドラマ放映された、草刈・沖田に、古谷一行の土方、平幹二朗の近藤勇の「新選組始末記」も欠かさず見てました。

そうそう、望月三起也の「俺の新選組」も愛読してましたよ。
ただし、この時、「キング」を愛読していた本命は「ペリカンロード」目当てでしたけど……
(夫にこの真相を語ったら大爆笑してマス!)

とにかく、集められる新選組の本は買い漁り、読みまくりました。
池波正太郎も「鬼平」から入ったのではなく、新選組ものから入りましたしね……。
新人物往来社の本もお小遣いを貯めては買い揃えていきました。
大内美予子さん、森満喜子さんはもちろんのこと、資料本も買ってました。

そして、大学に進学してからも、その熱は続いてました。(「俺の新選組」は大学時代でしたしね)
だって、大学の教養部があったのは、新選組の故郷ともいえる土地だったんだもの。
大学構内にある寮に住んでましたが、寮にある自転車で20分走ると土方歳三の生家&お墓があったんです。
だから、頻繁にお墓参りにも行きました。
沖田の方はね、参拝できる日が限られていたせいもあり、1,2回しか行ってないけどね……。

ええ、京都にも新選組目当てで行ったことありますよ。
壬生寺界隈は散策しております。

でね、何で、感情の赴くままに、こんなことを書き綴ったかと言えば、明日、五月十一日が土方歳三の命日だから……。
だから、この機にね……。

きっと、この週末、東京都日野市では新選組のイベント、やってるんでしょうね~?
既に根性の失せた私はおとなしくお家で冥福を祈ることにしましょう……。

追記
やっぱし、やってたよ!
ひの新選組まつり
今年は第11回ってことで、本日5月10日と、明日11日に行われてます。
詳細は以下でどうぞ……。
http://www.shinsenhino.com/shinsengumi/

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ミス・マープル

今週は深夜アニメはHDD君に任せ、Bs2の海外ドラマを見惚けておりました。
その代わりに見ていたのは、ITVが制作した「ミス・マープル」シリーズ。
マープル役がジェラルディン・マクイーワンで、声は岸田今日子
実は、このバージョンを見たのは、今回初めてでした。

ミス・マープル「牧師館の殺人」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-05-05&ch=12&eid=31114
ミス・マープル「予告殺人」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-05-06&ch=12&eid=31606
ミス・マープル「書斎の死体」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-05-07&ch=12&eid=32255
ミス・マープル「パディントン発4時50分」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-05-08&ch=12&eid=32968&p=1

今まで楽しんできたシリーズは、BBC制作のミス・マープルをジョーン・ヒクソンが演じ、声が山岡久乃のバージョン。
このバージョンは何本か録画して、コレクションしていたんですけどね……。
けど、コンプリートできてないの。それでいて、どれが欠けているか、わからない……。
ビデオでコレクションしていたせいで、奥にしまいこんでしまったんだもの。

今回初めて見たジェラルディン・マクイーワン版ですが、何となく、意地悪ばあさん的な印象を受けちゃいました。
ジョーン・ヒクソンが、すごく上品な感じがするだけにね……。
二人を対比すると、意地悪く見えた……そんな感じを受けました。

ただ、ウイキで調べてみたんですが、この「ミス・マープル」の吹き替えが岸田今日子の遺作になってしまったようですね。
本国ではこのドラマの続編が作られているようですから、いずれキャスティングも変わるんだろうな?
そうなったら、マープルの印象も変わってくるような気がします。

とりあえず、次作を見るのが楽しみな作品がひとつできました。

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御宿かわせみ33 小判商人

平岩弓枝の「御宿かわせみ33 小判商人」(文春文庫)読了。

かわせみシリーズを読み始めて、何年経つんだろう? 文庫が3巻ぐらいまで出ていた時に買ったのが最初だったかしら?
それ以来、文庫新刊が出る度に買い揃えてきました。
それも気づけば、33巻目。長い付き合いになりました。

かわせみファンになったのはNHKのドラマがきっかけです。
真野響子さんのおるいさん、小野寺昭さんの東吾さん、山口崇さんの源三郎さん、通之進さんの田村高廣さん。
やっぱり、このキャストが一番好きだな~。
数年前、NHKBs2で再放送された時は、時間が許す限り見ていました。

「かわせみ」ですが、最初の頃は、るいと東吾がいつになったら結ばれるのだろうか? それが気になって読んでいました。
池波正太郎の「剣客商売」で、大治郎と三冬の恋路に注目していたのと同じです。
それが、るいと東吾が結婚し、ふたりの間に娘・千春が誕生……。他の登場人物のところのにも子供が誕生し育っていく。
いつの間にか、短編仕立ての市井小説を楽しんでいたはずが、大河小説を読んでいるような感じになっていました。

その「かわせみ」、あと一冊で江戸編が終わります。書籍の方では既に明治編に突入していますけどね。
やはり、一抹の寂しさを感じてしまっています。

そんな物語の布石という訳でもないんでしょうが、ここ数巻は少しずつ、東吾たちのの子供世代が活用するようになりました。
物語の主人公には、いつまでも若々しくあって欲しいと思ってみたり、主役交代を楽しみに感じてしまったり、読者の心境は玉虫色です。

とりあえず、あと1冊。おそらくは来年の今頃には、文庫版でも江戸編の最後の巻が出ることでしょう。
早く読みたいと思いつつも、今まで通り、文庫が出そろうまで待とうと思っています。
今までの自分のペースで読む。それが文庫で買い揃えていったファンの意気込みかと……。

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七福神の呪い「QED六歌仙の暗号」

高田崇史の「QED六歌仙の暗号」(講談社文庫)を再読。
今年の二月に腰を据えて再読したばかりなので、今回はサラッと読み返しました。

主人公は目黒区の薬局で働く薬剤師の棚旗奈々(たなはた なな)ちゃん。
探偵役は彼女の大学サークル(オカルト同好会!?)の先輩、博覧強記の桑原崇(くわばら たかし)こと、通称タタルさん。
「QEDシリーズ」は彼女たちが、小説内リアルタイムで起こる殺人事件と共に、歴史・伝説・神話の謎を解く推理小説シリーズです。
現在、講談社ノベルズでは15冊出てまして、「六歌仙~」はシリーズ2作品目に当たります。

何故、再読したかと言えば、お知り合いが“このGWに七福神巡り”をしたってブログに書かれていたからです。
そう言えば「六歌仙~」で、奈々ちゃん達が京都で七福神巡りをしたのもGWだったしな~と……。

ところで、タイトルは六歌仙なのに、何故、七福神!?
そう、この本は、そこに醍醐味が隠されているんですよ。
もっとも、井沢元彦の「逆説の日本史」シリーズ(小学館文庫)の愛読者だったら「はは~ん、アレか!」と気づいちゃったかしら?
でも、この小説では、井沢説の上に、更なるオマケも付いてますので、ご安心ください。

物語は、小説内リアルタイムを遡ること半年前。
周囲から‘布袋さん’と呼ばれ、七福神巡りを趣味としている薬学部の教授が毒殺されたことから始まります。
その一月後、彼の助手も刺殺される。
その上、その3年前には、七福神を卒論のテーマにしていた学生が、京都で交通事故死をしていた。
これらを結ぶ線を主人公達が解いていくという物語です。

反則技ですが、大きなネタバラシをしちゃいます。
七福神は、呪われている
これがこの作品のキーワード。(けど小説の冒頭に出てくるんだよ)
後は、ご自分の目で確かめてみてくださいな。

ただ、「QEDシリーズ」……、辛口なことを言っちゃえば、リアルタイムの謎解きでは肩すかしを食らうことが多いです。
また、タタル君の歴史観に関しても「タタル! その歴史観は甘い」とか「歪み過ぎ!!」と言いたくなることもあります。
(「竜馬暗殺」とかね~……)

それでも新刊が出る度に追いかけている理由は、主人公達の会話が楽しいからでしょうか?
(推理小説でありながら、独身社会人たちの青春小説を読んでいる楽しさがあるんですよ)
また、歴史観が甘いとか、歪んでいるなんて言いつつも、「あっ、これは!」という面白い説が読めるからかな?
(ただし、奈々ちゃんが歴史オンチなので、歴史に詳しくない方でも十分読めますよ)
それから、旅行ガイド代わりに楽しめる部分もあるかな~?
(この巻を読むと、京都で七福神巡りしたくなります!)
そうそう、登場人物たちが飲んでいるカクテルが美味しいそうってのもあるかな~?
(カクテルに関する蘊蓄も魅力! もっとも、私はカクテルは飲まないんですけどね)
そして、著者本人が薬学部出身ということで、薬にまつわる面白い話が読めるのも気に入っているせいかしら?

……ただ、薬に関する話ですが、単に面白いのではなく、社会的憤りを感じさせてくれる部分もありますよ。
この巻ではないんですが、薬剤価格の計算方法が、こんな馬鹿なやり方で出されていたのを知った時には、主人公と共に役人を罵ったもんね。

と言うことで、前々から感想文を載せたかったシリーズ。
ちょうど良いキッカケをもらえたので、書き上げた次第です。

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夫の愛読書

「子どものころに胸をときめかせた冒険小説ランキング」というのを見つけたので入ってみました。
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/028bk/adventure_novel/

覗いて見たら、うちの夫の愛読書が、山程、ランクイン。

確か、「十五少年漂流記」はかなりの愛読書だったはず。
特に、生セロリを食べるシーンは旨そうだったと言っておったな~。(私はセロリが苦手)

海底二万マイル」も好きだったはず!
つーか、ジュール・ベルヌの作品はどれも愛読書だったんじゃないかな?
先日、ジャッキー・チェンの「80デイズ」を見た時、「ジュール・ベルヌの作品には名作が多い」って、話し合ったところだし!

そうそう「ドリトル先生」も愛読書と言ってたな。
動物大好きだったし、ドリトル先生になりたかったんじゃないかな?
 
キャプテン・フューチャー」も絶賛してたな~。
何かと言えば、キャプテン・フューチャーを例えに出すくらい……。

あと、ここに入っていない愛読書は「エルマーの冒険」ぐらいかな?

以上、うちの夫の子供時代の愛読書でした。

ちなみに、私はこの中だと「ロビンソン・クルーソー」が愛読書でした。
宝島」は杉野&出崎コンビの、あの名作を見るまでは、ちょっぴし苦手意識を持ってました。
はてしない」&「ナルニア」&「指輪」&「ゲド」は20代の頃の愛読書にしていました。
けど、「ロビンソン」&「宝島」以外は、私的には冒険小説と言うよりもファンタジー作品だと思ってましたよ。

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アニメ主題歌で過ごしたいのに

例年、GWは予定もなく過ごす我が家。
でも、ここ2年程は自宅で楽しめる一日があったんですよ。
実はね、GWにNHKFMでアニメ主題歌を流しっぱなしの日があったからです。
2006年5月3日12:15~25:00「今日は一日 アニソン三昧
2007年4月30日13:00~25:00「今日は一日 アニソン三昧SS
これだけの時間、アニメ主題歌を聴き続ける楽しさ!
最高のラジオ番組だったんですよ。

しかし、今年は残念ながら、GWにラジオでアニソンを楽しめないようです。

ただ、今夜、5月4日19時半~21時半、NHKBs2から「Bs永遠の音楽 アニメ主題歌大全集」があるようだ。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-05-04&ch=12&eid=30016

しゃあねぇ、今年はそれで我慢するか……。

でも、またアニメ三昧やってくれないかな~。
新旧取り混ぜたラインナップで楽しかったのにな~……。

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my best 大河…ただし昭和編1

うちには一枚のCDが転がっています。「NHK大河ドラマ主題曲集」というCD。ただし、「春日局」の主題歌までの収録ですが。
このCDについていたブックレットと言うのが、大河ドラマという番組の歴史を遡るのに便利な物なんです。主要データが記載されていてね。
今日は、そのブックレットを参考に、私の大河ドラマの思い出などをチョイと。
ただし、「春日局」が放映されたのが平成元年のことですから、そこまでが範囲になりますが。

大河ドラマで一番最初に私の脳裏に刻まれた作品というのが、第三作目にあたる「太閤記」なんです。
放映された年を考えると、ちょっと考えられないんですけどね。昭和40年。赤ちゃんではなかったけど、幼児です。
けどね、緒形拳の豊臣秀吉と、高橋幸治の織田信長、鮮明に覚えているんですよ。
…実は、同じキャスティングでもう一作あるんですけど、それと混同してないんです。白黒で覚えているから。
本当に幼児の頭って、記憶が刻まれやすいものなんですね~。自分でも驚きます。

そして、翌年放映の「源義経」、これは、ある一カ所だけ脳裏に刻まれているんです。
それが、緒形拳が演じた武蔵坊弁慶。
他はね、覚えていないんですが、この配役だけは、かっちり頭に刻まれているんですよ。
特に弁慶の立ち往生のシーンがすごく印象に残っています。
……きっとね、前作に引き続いての、緒形拳の出演だったせいで覚えたんでしょうけどね。
それにしても、幼児の趣味にしては渋すぎますよね……。

次の年の「天と地と」も謙信を石坂浩二が演じていたのは覚えていました。
何となく、画面も覚えている気はするものの、それ以外のキャストが出てこないんだよね……。
そうそう、この作品からようやくカラー放送になったそうです。(けど、うちの家では白黒だった?)

そして、番組を見る楽しみを感じ始めたのが、第十作目の「新・平家物語」でした。
私の中では、清盛は仲代達也、時子は中村玉緒なんですよ。
それとね、強い印象が残っていたのが、崇徳上皇役の田村正和。
今では、古畑任三郎のイメージが強いんですけど、この頃の田村正和って美青年でしたね~。
話がそれるけど、眠狂四郎って、私は田村正和なんだよね。
確か、「新・平家」と田村正和の「眠狂四郎」って、同じ頃の作品だと思います。
……そうそう、この作品にも緒形拳が出ているんだよね。歴史上の人物ではなく、原作者・吉川英治が作ったキャラクターとして。

そして、翌年の「国盗り物語」
これは鮮明に覚えているんですよ。
斎藤道三役が平幹二朗、織田信長が高橋英樹、明智光秀が近藤正臣。
中でもね、明智=近藤正臣って、脳に刻みこまれちゃった作品です。
あと、濃姫役の松坂慶子が綺麗でした。この頃の松坂慶子って、本当に綺麗でした。
今放映中の「篤姫」で、高橋英樹と松坂慶子が並んでいるのを見てと「時が過ぎるのってムゴイ」、ちょっとだけ感じてます。

次の年の「勝海舟」はね、途中で主役が降板したことだけが鮮明に残っています。渡哲也が病気に倒れ、松方弘樹に変わっているんです。
なんか、イメージにギャップがあったことだけを覚えています。

次の昭和50年の「元禄太平記」ですが、柳沢吉保の石坂浩二、大石内蔵助の江守徹、覚えてます。
そうそう、この時の大石主税って中村勘九郎なんですよ。今の中村勘三郎です。後に大河で大石内蔵助、演じてますね。
けど、「忠臣蔵」ものは苦手なので、あまり見ていなかったんです。
話の展開とかが嫌いって理由ではなく、単に47人覚えるのが面倒だからです。

その翌年からの4年間、大河ドラマは、ほぼ欠かさず見ていました。
昭和51年の「風と雲と虹と」、52年の「花神」、53年の「黄金の日日」、54年の「草燃える」まで。
自分の中では一番、見るのが楽しみだった時代でした。

と言うことで、ここで、ようやく本題に辿り着いたんですけどね、さすがに文量が長くなってきたので、ここで一端終わりにいたします。

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「奇想の江戸挿絵」

この一月あまり、買うべきか否か、悩んでいた本をついに買っちゃいました。

辻惟雄・著「奇想の江戸挿絵」(集英社新書ヴィジュアル版)

悩んでいた理由は新書にしては、ちょい高の1000円(+税)だったからです。
借りて済まそうかな~なんて、考えていたんですが、買ってきて正解だったようです。

内容は、江戸時代の黄表紙本の挿絵に関する解説書。

が、図録されていた江戸挿絵が、実に斬新で、迫力もすごいものだったんです。
これ、絵を描く人、中でも、恐怖ジャンルの仕事をしている人には、一度、見て欲しいです。
買わなくてもいいから、まず、立ち読み(図版の立ち見)するべきだって思う。
けど、帯の言葉に寄れば、図版100点掲載ですから、買った方が早いけどね……。(で、結局、私は買っちゃった訳だ)

それにね、この本では江戸挿絵と現代の漫画やアニメとの比較、のようなものが論じられてました。
実際、この本を書くにあたって、「漫画家の江川達也氏には、マンガの技法、表現について、大変貴重なご教示をいただいた」(あとがきより)そうなんです。
でも、漫画に関しては素人の方が書いた比較論より、漫画家さんが各自で図録を読み解いた方が深いものが見えるんじゃないかしら?
ペンやスクリーントーンを使って描いた現代の漫画と、江戸時代の版木を刷った挿絵。
違いはあるけど、イマジネーションの部分では、大いに参考になると思うんです。
こんな技法が、この時代の絵師によって既に行われていたんだ……そんな感想を私ですら感じましたしね。

詳細な中身に関しては説明しきれないので、目次だけ挙げます。

はじめに 江戸後期挿絵の魅力
第1章 「異界」を描く
第2章 「生首」を描く
第3章 「幽霊」を描く
第4章 「妖怪」を描く
第5章 「自然現象」を描く
第6章 「爆発」と「光」を描く
第7章 デザインとユーモア

ほら、このラインナップです。
絵描きだけでなく、あやかし系がお好きな方も楽しめると思うんですよ。

それから、この本のありがたいところが、もうひとつ、あったんです。
各章の末に、図版として使われた絵を挿絵としていた本(話)のあらすじが載ってたんですよ。
そのあらすじを読むだけでも楽しめました。おまけに、ほとんどがあやかし系だったしね。
ねっ、お得でしょ。

それにしても、この本を買う時に、同著者が書いた「岩佐又兵衛 浮世絵をつくった男の謎」(文春新書)も見つけちゃって、その本も欲しくなっちゃったんだよね~。
ひとつの煩悩を消したと思ったら、また次の煩悩が……。我ながら、欲が尽きないのに呆れてます。

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「妖怪草紙」

昔、買った本を久しぶりに読み返しています。
小松和彦と荒俣宏の対談を基にした「妖怪草紙」(工作舎)
1987年に発行された本だから、もう20年前の本。
手元にあるのは消費税導入前に出た本で2800円。
買う時に、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったことが今でも忘れられません。
ただ、その価値以上のものをもらった本でもあります。

そうそう、この本を読み返す度に、もう一度読み返したくなる本があるんですよ。
それは、この本より少し前に出た、小松和彦と内藤正敏の対談を基にした「鬼が作った国・日本」(光文社)
当時の私にとって、この「妖怪草紙」と「鬼が作った国・日本」は趣味と実益を兼ねた本として、バイブルのように読み返したものでした。
ただ、今現在は「鬼が作った国・日本」の方は紛失してしまって……。

今でこそ、平安京が呪術防災都市としてデザインされたことは、怨霊の歴史等に興味ある人にとっては常識的な話になっています。
この常識を定着させた本が、この「鬼が作った国・日本」だったと思うのです。
四聖獣に守ってもらう都市デザイン、レイラインによる呪術。
私にそれらのことを教えてくれたのはこの本でした。

そして、この二冊の本。
それらを読むことで自分の中で変わってきたこともありました。

元々、日本史は大好きではあったんですが、それまでは歴史小説を読むのが好きレベルだったんですよ。
それが、当時に書かれた本、まぁ古典文学というジャンルですね、それを読み耽るようになったんですよ。

「妖怪草紙」という本には、欄外に対談中に出てきた語句の注釈があり、また巻末には参考になる本のリストも載っていました。
それを元に、怨霊や妖怪話が、どんな本にどのように書かれていたのか探せるようになっていたんです。
それをきっかけに古典文学と言われている本に手を出していくようになりました。
実際、そういう目線で、歴史を探っていくと、教科書とか学校の授業では得られない面白い世界が広がっていたんですよ。
特にね~、平安時代の文学は宝庫でした。
「今昔物語」「宇治拾遺物語」「平家物語」「大鏡」、そういう話がポコポコ埋まっていたんです。
それ以上に、本を読めば読むほど、その時代の人たちの価値観とかも少しだけ見えてくるようになりました。
お陰で、当時の人が思う「怨霊」というのが、どういうものだったのかもわかるようになりました。
これは、「妖怪草紙」や「鬼が作った国・日本」がどんなに名著であっても、自分で調べていかない限り得られなかったような気がしてます。

この「妖怪草紙」前回読み返してから、もう5年以上は経っているのかな?
あれから、更にずいぶんと、色々な本を読み漁ってきました。
だから、初めて読んだ頃よりも、その手の知識はかなり深まっているはず。
何よりも、教科書レベルの古典や歴史知識だった頃の自分とは違ってきたはずだしね。
今読み返したら、どう見えるのか、今だから気がつくことがあるのか?
ちょっと、わくわくしながら読み返しています。

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